誰も死ぬ必要のないRPG『Undertale( アンダーテール)』が今の時代に流行る4つの理由
無類のRPG好きなTAIYOです。
「人生はRPGだ!」というドラクエの生みの親の堀井雄二さんの言葉が座右の銘。
いきなりですが、みなさんはUndertaleをご存知でしょうか。
2017年の※E3でパッケージ発売の発表された瞬間に会場全体が歓喜の声をあげる!それくらい熱狂的ファンが多い作品です。
遊ばないともったいないです!
Undertaleがあなたの心に残る宝物になる作品かもしれません。
※E3とは、米国のロサンゼルスで開催される世界最大のゲーム関連の見本市です。
Undertaleが生まれた経緯
Undertaleとは、Toby Fox氏を中心とするチームが制作した「誰も死ぬ必要のないRPG」です。
「誰も死ぬ必要のないRPG」というキャッチコピーには衝撃を受けました。
2013年6月25日にKickstarterにてクラウドファンディングを開始。
当初に定められた目標出資額は$5000でしたが、最終的に約10倍となる$51,124もの出資が集まりました。
2015年9月15日より、公式サイトとSteamにてWindows版・Mac版・Linux版が販売されました。
この時点では、日本語化はされていませんでした。
Kickstarterとは
2009年に設立されたアメリカ合衆国の民間営利企業で、自社のウェブサイトにおいてクリエイティブなプロジェクトに向けてクラウドファンディングによる資金調達を行う手段を提供している。
自主製作の映画、音楽、ジャーナリズムに向けての舞台芸術や漫画、コンピュータゲーム、食関連といった多種多様な試みに対して資金調達を行なっている。寄付と同様の扱いであり、投資者に資金を返済する義務はない。人々は金を稼ぐためにKickstarterのプロジェクトに投資することは出来ず、感謝のパーソナルノート、カスタムTシャツ、プロジェクト関係者との会食といった形のある賞品やこの場でしか味わえない経験、もしくは新商品のお試しと引き換えにプロジェクトのバックアップのみを行える。
クラウドファンディングとは
不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆と資金調達を組み合わせた造語である。ソーシャルファンディングとも呼ばれる。
Steam(スチーム)とは
PCゲーム、PCソフトウェアおよびストリーミングビデオのダウンロード販売とハードウェアの通信販売、デジタル著作権管理、マルチプレイヤーゲームのサポート、ユーザの交流補助を目的としたプラットフォームである。開発および運営はアメリカのValve Corporationによって行われている。steam(スチーム)
Undertaleはどんなゲームか?
基本的な流れは、マップ上のパズルや仕掛けを解いていき、道中で出会った敵やボスと戦うという、一般的なRPGですね。
しかし、公式ページに「In this RPG, you don’t have to kill anyone.」と書かれているように、プレイヤーの選択次第で全ての敵と和解したり、全てのボスと友達になれるのが最大の特徴です。
自分の意志で流れが変わっていく物語は感情移入しやすいですよね。
できれば1週目だけでも、攻略サイトや情報を見ないで自分の感性のままエンディングを見てもらいたいです!
Undertaleが流行る4つの理由
現在のゲーム業界では、本物かと見間違えるほどにリアルな映像やハイクオリティな音楽が主流になっていますが、ドット絵に16ビットの音楽という一昔前の雰囲気を感じさせるUndertaleが、今の時代に流行っている4つの理由をご紹介します。
①複数存在するエンディング
「Neutral(中立)」「True Pacifist(真の平和主義者)」「Genocide(殺戮)」の3つのエンディングが用意されています。
Neutralエンディングでは、主人公が取った行動によってその内容が様々に変化します。
エンディングによっては難易度も高かったりなどやりごたえも抜群にあります。
自分の選択でエンディングが変わる、いわゆるマルチエンディングです。
上記でも述べていますが、3つのエンディングのほかにさらに細かいエンディングも用意されています。
自分の行動によって変わっていくエンディングは、自身が出した決断の結果になります。
友達とエンディングの迎え方が違ったりして、自分の性格がゲームに反映されて面白いですよね。
②すばらしく魅力的な最高のBGM
Undertaleの評価が高い理由の一つには、数々の素晴らしいBGMも挙げられます。
全トラックを本作の開発者であるToby Fox氏自身が作曲しています。
従来のゲームならば、ゲーム音楽に精通している専門の方に作ってもらいますが、それを1人でやったことはToby Fox氏の世界観がすべてゲームに注ぎ込まれているということです。
リミックスやピアノバージョンも作られたり、音楽だけでも相当盛り上がっているタイトルは珍しいですよね。
神ゲーは、やはりBGMも良いのですね!
③気軽に購入できる金額
まさにお値段以上〇〇〇です。
まず、安さで気軽に購入できると思います。
小規模の開発チームで制作されたからこその値段ですが、世界的にも評価され国内でも評価されているこの作品が完全に日本語化対応されてもこのお値段!
1人でも多くの方に遊んでもらいたいという気持ちからの値段なので、開発したToby Fox氏はゲーム業界を盛り上げてくれる偉大な人物だと思います。
価格は・・・
PS4/PS Vita版は、1620円(税込)
Steam版(PC/Mac/Linux)は、980円(税込)となっています。
④懐かしさが心地よい
ドット絵や懐かしいBGMはスーファミ時代を彷彿させます。
独特な世界観も心地よくて、スーファミ世代の人間の心を鷲掴みしてくるでしょう。
最近は、2Dなどレトロなテイストのゲームが盛り上がってきています。
時代は、巡り巡ってふたたび2Dゲームやドット、※8bitや16bit音楽などを好むようになりました。
※当時の音楽に例えると
8bit=ファミリーコンピュータ、ゲームボーイなど
16bit=スーパーファミコンなど
この懐かしさの中にある心地よさがUndertaleの象徴でもあります。
こんな方におススメ
まずは、このゲームの世界観がどのような感じなのかを知っていただくために、こちらの動画を見ていただきたいです。
こんな方におすすめです!ってのをざっくりまとめるとこのような感じです。
- RPGが好きな人
- レトロなテイストが好きな人
- ドット絵が好きな人
- MOTHERシリーズが好きな人
- 東方シリーズが好きな人
- 泣けるゲームが好きな人
- ユーモア溢れるゲームが好きな人
他にもありますが、もしも1つでも当てはまる物があれば購入をおススメします。
是非一度プレイして欲しい理由
最近は、映像がリアルで実写なのかゲームなのかわからないレベルのゲームが増えてきました。
もちろん映像が進化していくことは嬉しいですし、自分もゲームがここまでリアルになったのか!?という感じで常に感動しています。
世界が広くなったオープンワールドやオーケストラミュージック。
決められたエンディングに向かう物語。
決してそれが悪いわけではありません。
ゲーマーは常に新しいものを追いかけます。
しかし、時には懐かしさを感じたくなるのもゲーマーです。
Undertaleは、そんな最先端のゲームとは逆行してレトロなテイストで自分の意志を反映させた物語を作りました。
今の時代では少なくなったRPG。
新鮮に感じる人もいると思うし懐かしく感じる人もいると思います。
だからこそ、今の時代に求められたRPGがUndertaleなんだと思います。
発売日は2017年8月16日です。
PC向け日本語版は2017年8月22日です。
懐かしくて新しいUndertale是非一度プレイしていただきたいです。
感動の名作に触れてみてはいかがでしょうか。
Toby Fox氏が影響を受けた作品
作者のToby Fox氏も幾つかのタイトルに言及していて、特にMOTHERと東方からは強いインスピレーションを受けたと語っています。RPG『Undertale』開発者Tobyfoxインタビュー
自分は、MOTHERシリーズが大好きでそこからこの作品にかなり興味をもちました。
ドット、音楽、物語の設定が自分にクリティカルヒット。
さらに自分のおススメしてくれる人も多くて、プレイしたみんなが高評価でした。
パッケージ版発売決定!
「UNDERTALE」(PC / PlayStation 4 / PlayStation Vita)のパッケージ版およびコレクターズエディションを2018年1月11日に発売すると発表しました。
価格は各プラットフォーム共通で、通常版が4320円、コレクターズエディションが9504円(共に税込)です。
常版には、UNDERTALEのカバーアートを手がけたTemmie Chang(テミー・チャン)氏によるストーリーブックが付属されます。
UNDERTALEファンは喉から手が出るほど欲しくなる!コレクターズエディション
こちらは、ファンにとっては必ず欲しい内容になっています。
- 2枚組のサウンドトラックCD
- 開発者・Toby Fox(トビー・フォックス)氏による解説の付いた楽譜ブックレット
- オルゴールロケット
コレクターズエディションに同梱される真鍮製オルゴールロケットです。
14金でコーティングされているそうなのでお値段には納得。
まとめ
PC版では、既に発売していましたが公式日本語版は発売されていなかったのと、家庭用ゲーム機での発売がされていなかったので、E3で発売発表があったときは歓喜しました!
懐かしい音楽にユニークなキャラクターや物語。
その世界を楽しめることが嬉しいです。
もちろん自分は、発売日にPS4版をDLしてこの世界観に浸りました。
実際に買って遊んでみてのゲームの感想などをこちらのコメントで書いていただけたら嬉しいです!
Undertaleの公式サイトはこちらです。
生後3カ月からゲームに目覚めた生粋のゲーマーです!
ジャンルは幅広く遊んでいるので浅く広くという感じです。
楽しく熱意の伝わるゲーム記事を書いていきたいと思います!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません