EVOおよびEVO Japan種目別概要をおさらいを兼ねて簡単に解説

2018年1月16日eスポーツ大会

EVO Japan

日本特別開催が決まったEVO。

ゲーホリでも、TAIYOが既に概要解説記事を述べているので、あわせて参考にしてほしいと思いますが、今回はEVOの本大会、および2018年に日本へ上陸するEVOの採用種目を(EVO Japanの種目も含めて)解説していきます。

TAIYOのEVO Japanに関する解説記事は、下のリンクより御覧ください!

EVOの「はしり」

TAIYOが前記事で述べていることに補足すると、もともとEVOことEvolution Championship Seriesは、アメリカで40人限定で開催された、格闘ゲームのファンイベントのようなものであり、今で考えられているような本格的なネット中継もされる一大イベントではありませんでした。

あくまで有志によるイベントであり、当時はここまで大きなビジネスシーンに発展するとは思われていませんでしたが、今では世界最大級のプロeスポーツの祭典とされています。

みなさんも知るように、EVOで採用されるゲーム種目は、特に格闘ゲームに絞られています。

世界最強の格ゲープレイヤーを決めるEVOが、2018年にいよいよ日本上陸を果たすことは、TAIYOも既に述べているところです。

確かに、賞金などは北米本大会には差をつけられていますが、それでもプロゲーマーにとっては、国内で最大級のアピールになる重要なゲーム大会であることは、確固たる事実でしょう。

有名なウメハラvsジョンチョイ戦(いわゆる「ウメバイソン」

ウメハラveジャスティンウォン戦(いわゆる「背水の逆転劇」

といった、格ゲーの歴史にのこる伝説が展開されたのも、EVOあってこそなのです。

EVOおよびEVO Japanのゲーム種目

EVO Japan

まず、2017年北米本大会と比較した上でのEVOの種目についてですが…

  • ストリートファイター5(EVOおよびEVO Japan)
  • ギルティギア Xrd REV2(EVOおよびEVO Japan)
  • 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U(EVOおよびEVO Japan)
  • ブレイブルー セントラルフィクション(EVOおよびEVO Japan)
  • 鉄拳7(EVOおよびEVO Japan)
  • THE KING OF FIGHTERS 14(EVOおよびEVO Japan)
  • 大乱闘スマッシュブラザーズDX(EVOのみ)
  • Injustice 2(EVOのみ)
  • ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3(EVOのみ:投票種目)

となっていて、EVO Japanのみの競技をまとめると…

  • ARMS(EVO Japanのみ)

だけとなっています。

共通・競合している種目が多数あるのと、日本独自の種目が意外とARMSだけなのにはちょっと驚きますが、それでも本家EVOよりも、「コミュニティ」をキーワードにするEVO Japanも盛り上がるのは必至です。

反面、アメリカ生まれで高い評価を得ているマーベル系格闘ゲーム『Injustice 2』が、『ARMS』と対比されるような感触を覚えますね!

国産ゲームではその国のゲーマーが強いのは当然ですし、もちろん有名ゲーマーも出場しますが、共通の一般的な頂点は、やはりスト5でしょう。

北米本大会では、アルカプ(ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3)が投票種目として採用されています。

こちらも実は、マーベルとカプコンのタッグによる競技種目ということで、依然として日米共に強い人気を誇っています。

EVOおよびEVO Japan採用種目ゲームの解説

ストリートファイター5

EVO Japan

いわずもがな格ゲーの頂点であり、北米の本大会でも頂点を極める格闘ゲームです。

一番の盛り上がりであり、最終日のフィナーレにもっていかれることも多い、コンボよりも立ち回りに高度な判断力が求められる、いわゆる「差し合い系」の格闘ゲームです。

最近では、北米勢の強化が高まっており、以前のように日本人が当然のような強さで何回も優勝したりすることは珍しくなっています。

その北米の代表ともいえる選手が、NuckleDu選手Punk選手でしょう。

特にPunk選手は、精密機械のような正確緻密なコマンド入力で有名。人に言わせれば、反射神経が尋常でなく、ついたあだ名は「精密機械」。

なんでもうわさによれば、かの有名なジャスティンをして、「Punkに勝てるのはときどだけだ」と言ったらしい。

その後、ときどこと谷口一氏は、2017年のEVOフィナーレでPunkを決勝戦で倒して、みごと優勝。

ジャスティンの言ったことが見事に的中し、世界で最高の格ゲーの頂点をときど選手が極めました。

ときど選手の記事はこちらから。

ギルティギア Xrd REV2

EVO Japan

アークシステムワークスは、昨今ではDBF(ドラゴンボールファイターズ)の開発で陽の目を見ていますが、彼らの作ったこれまでの格闘ゲームも品質が高いです。

見るものを魅了する美麗なグラフィック。

いわゆるコンボ系としては、「攻めシステム」を果敢に取り込んだ、シリーズ中でも傑作との誉れ高いのが、このギルティ新作でしょう。

こちらは国産ゲームということで、大きく海外勢に差をつけて日本人プレイヤーが上位入賞します。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U

EVO Japan

説明不要なほどメジャーな格闘ゲームである、スマブラが現世代機で帰ってきます!

昨今は、任天堂が世界に誇るゲームハード「スイッチ」が発売されたこともあり、次回新作もWii U版に代わって、本格的に大会種目になるのが確実視されています。

今回の採用種目は、Wii U版になります。

実は、このように直近のEVOでは、アメリカ人がなんと日本産ゲームのトップを軒並み占めるといった結果になっており、EVO観戦初心者としては意外な結果といえるのではないでしょうか?

あなたも友人と遊んだ記憶を、今度は超絶技巧のプロシーンでぜひ。

ブレイブルー セントラルフィクション

EVO Japan

いわゆるブレブルですね。

こちらも日本勢が強く、ギルティよりも難易度は低いといわれています。

今から国産格闘ゲームを始めていきたい方には、おすすめのタイトルでもあります。

鉄拳7

EVO Japan

差し合いに近い感触の打撃系のゲームが、この鉄拳最新作です。

実は、ストーリーモードの出来やグラフィックなど、PS4ではとても評判が悪かったのも事実ですが、Tanukana選手などの活躍もあり、一定のプレゼンスを占めるに至っています。

さらに「鉄拳」シリーズは、なんとギネス世界記録に認定されています。
「最も長く続く3D対戦型格闘ビデオゲームシリーズ」「最も長く続くビデオゲームの物語」としての記録が認定されたそうです。

THE KING OF FIGHTERS 14

EVO Japan

KOFの最新作です。SNKの伝統あるゲームのナンバリングとともに、歩みを進めてきた有望株。

3vs3の多人数システムを採用しているテクニカルなゲームの中で、意外と初心者にお勧めできるものでもあります。

不知火舞やハワードといった、数十年前からなじみのある魅力的な国産キャラクターが多数登場します。

※ここまでがEVO本大会とEVO Japanでのメジャータイトルといえそうです。もちろん、全種目すべて盛り上がりを見せますので、マイナータイトルといえども、かなり面白く観戦できるでしょう。以下のタイトルは簡潔にご紹介していきます。

大乱闘スマッシュブラザーズDX

ご存知、スマブラのニンテンドー ゲームキューブ用タイトルです。

Injustice 2

北米発でとても強いタイトルになっているのが、このInjustice 2です。

残念ながら国内展開は皆無ですが、モータルコンバットと開発元が同じであり、エンジンも共通しているので、北米ではとても強い存在感を示すタイトルと言っていいでしょう。

ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3

アルカプといわれる、多人数システムを本格的に採用した格ゲーです

残念ながら、最新作であるインフィナイトの評判が芳しくないのに、さすがは伝統あるタイトルといったところでしょうか。

種目に採用されてもうかなりの歳月が過ぎますが、シリーズの最高傑作と言われています。

北米格ゲー界最強の一角、ジャスティンの得意種目としても知られます。

ARMS

EVO Japanでの特別採用といったところの立ち位置のタイトルが、このARMSです。

スイッチのコントローラをうまく使いこなし、ストリング系の攻撃で相手を打ちのめす爽快感は、ある種のVR系操作の先取りといったところでしょうか。

スマブラの影に隠れがちですが、EVO Japanの種目として注目を浴びるでしょう。

EVO日本開催にあわせて総評~採用種目を振り返って…

EVO Japan

EVO Japanは特別開催ということで、先に述べたように、賞金額としては本大会と比べてそうでもありませんし、ここまで振り返ってきた通り、採用種目も移り変わりがあります。

ただし、e-Sportsというジャンルの開拓として、先駆けにファンが作ってきた一大イベントであることに違いなく、商業化の波も早いです。

アジア競技スポーツ大会ではゲームが正式種目にあげられ、またNHKや民放各局でも、このe-Sportsというジャンルの言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

率直に現状を述べると、おそらくゲームを源流とするe-Sportsが、本当にオリンピック競技を目指せるものなのか?ということは、かなりの論争を巻き起こすことは間違いないです。

コンテンツ産業が、本格的に「スポーツ」として認知されるのかという、極めて常識的な疑問は違いなくあります。

もちろんプロゲーマーのライセンス問題や、スポンサーとのからみですとか、そういうシビアであまり「面白くない」という面はあるのも事実。

その一方で、国内ゲームメーカなどの後押しもあり、その影響力は強いものがあるゆえに、昨今テレビなどでも取り上げられているわけです。

ゲーム産業はあまり景気に左右されないといった経済の観測もあり、この分野は今後、IT化がバンバン進む世界のエンターテインメント業界で、まだまだ伸びるのは間違いありません。

その象徴的な祭典が、まさにEVOというわけです。

ゲームの楽しみ方は人それぞれあり、自宅でTwtichなどを使って実況動画を見ることができる時代です。

そういうゲームのみならず、エンターテインメントの時代の流行の大きな一角が、EVOであることに今後も変わりはないでしょう。

もちろんそれは、桜井 政博氏が作ってきたスマブラシリーズや、世界を代表するゲームメーカである任天堂の活躍もあってこそのことです。

確かに「ゲームのリアル化」という複雑な面はあるものの、人それぞれの楽しみ方で、自分の好きな種目ゲームを見ることでもプレイすることでも、世のあらゆる層のゲーマーが平和なこころもちで、EVOに接してくれればと願ってやみません。

公式サイト:EVO JAPAN
Mr.House

生まれもって自他共に認める偉大な倹約家だったが、デジタルゲームにはまったがためいまや万年金欠症のハードコアゲーマー。
日本では絶滅危惧種のハードにこだわり、なぜか現代の化石(笑)とも称されたOUYAを購入するなど、後先考えないクレカ狂になり現在に至る…。

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