世界で最も長く、そして愛されるタンクゲー『World of Tanks』その魅力に迫る

2017年11月28日

World of Tanks

今世界でもっとも熱いオンラインゲームのうち、最も意外性があって実は特異なゲームといえば、ずばり「World of Tanks」(略称:WoT)といえるでしょう。

戦車戦に要素を絞ったシューティングゲームとしては紛れもなく世界一であり、近年、世界で最も成功したeスポーツのゲームでもあります。

今回は、PCのみならず、PS4やXboxOneでも楽しむことのできる、そんなWoTを紹介していこう!

世界でもっとも長く愛された東欧産タンクゲー

ベラルーシのゲーム会社が作ったWoT。それは戦車戦”だけ”に焦点を当てて開発されたものであり、2010年に発売されたゲームの中で、最初期リリース時点(ゲームのバージョンが、まだ更新されていない状態)におけるゲーム市場では、最も成功したオンラインシューティングゲームといえるでしょう。

WoTは、実は当時としては比較的珍しい東欧産のゲームであり、日本でも大成功した「ウィッチャー」シリーズと同じ、東ヨーロッパ地域から誕生したゲームです。

World of Tanks

ゲームは基本的なPvPの占領戦が主流であり、「相手の陣地を占領する」か「相手の全戦車を全滅させるか」のどちらかを目標にする、タンクシューティングゲームです。

ゲームの内容としては、TPS視点FPS視点とを切り替えながら戦うシューティングが基軸ですが、これまでのゲームにはみられなかった本格的な戦車設定を実装したものでした。

World of Tanks

リリース当時は、日本も含めて、全世界でこれほど成功するとは思われていなかったのですが、リリース直後から現在にかけて、この7年間で世界でもっとも成功したオンラインゲームの内の1つといわれています。

それほど完成度が高いため、セミプロレベルの世界大会が開かれ、国際的なチーム戦も行われるなど、ゲームそのものの楽しみ方だけでなく、その周辺のイベントがらみでもかなり盛んなゲームです。

戦車を主題にしたゲームとして、各種タイアップも行われて、日本ではあの有名な「戦場のヴァルキュリア」シリーズとタッグを組んだこともあります。

そのほかにも、カジュアルさにさらに拍車をかけた「Blitz」という外伝的なバージョンもリリースされるなど、2017年現在でも長い人気の誇る、通なゲームともいえるでしょう。

課金したくなる基本プレイ無料ゲームとして

World of Tanks

戦車戦ゲームといっても基本プレイは無料で時間さえかければ、ほぼほぼ100%レベルアップや新たな戦車ゲットを実現できます。

いわゆるF2P(Free to Play:基本プレイが無料のゲームのこと)といわれるゲームでありますが、やっていくうちに課金そのもので得られるメリットもあるため、立ち位置は実は微妙なところもあります。

例えば、課金しなければ得られない強力な課金戦車があったり、課金することで経験値や開発値のゲージを飛躍的に上げることができるため、単純に課金有りき、もしくは無しとも言い切れないゲームです。

World of Tanks

ですが、スペックさえあればPCでも基本的に無料でプレイできますし、その課金設定周りはPS4やXboxOneでも、基本的には同じものです。

戦車好きな方なんかは、プレイしていくうちに強力なタイガー戦車がほしくなるでしょう。

その場合、実のところ課金によりゲーム全体のギアスピードを上げていきたくなっていく…。

プレイ料金回りの設定はF2Pといえども、そういうゲームになっています。

Steamでは、WoTそのものの本編の配信は実はありませんが、まぎれもなく、勢いのあるオンラインPvPを主体としたゲームです。

本作の魅力であるゲームシステムと戦いに必要な戦術

ゲームの筋は見えたと思いますが、システムとしては…

PvP(対人戦闘)で経験値を得る⇒戦車や武装を整えて⇒次の戦闘に備える

というようなサイクルでこなされていきます。

ゲームに登場する戦車は多種多様で、WWで活躍した戦車数百台が登場します。戦車ごとの武装も整えたりサブアイテムを揃えたりもできます。もちろん乗員の訓練や精鋭の鍛え方などの要素も有り。

登場する戦車としては、機動性に優れる通常戦車、砲身の旋回角度が限られるものの強力な砲を持つ突撃駆逐戦車、遠隔砲を持つ迫撃戦車などが登場するので、各種の戦車システムや設定の理解が上達には不可欠といえるでしょう。

その分、他のプロリーグを持つFPSゲームなどよりも、登場戦車の設定への理解、また戦略性の確固たるあり方が求められるため、実は初心者でも、戦い方次第で上級者に実力以上の勝負ができる…それがWoTの特徴です。

World of Tanks

例えば、戦車の装甲の知識、その弱点をつく力、弾種の理解、マップごとの地形や建造物の把握、そしてなんといっても、TPSとしての周囲への配慮と立ち回りの深さが求められるゲームです。

戦車の強さの段階を表すティアーなどの概念・弾種の貫通力・課金の効率さ、戦略のために求められる次へのマネジメント能力…求められるものは深く、冷静さがいつ何時も必要。

このように、エイムよりも重要であるゲームシステムが多くあり、シューティング系といってもエイムありきのオンラインゲームではないので、他のプロのいるゲームで強いプレイヤーと遭遇して挫折してしまった方にも、かなりお勧めできるゲームといえます。

WoTのeスポーツシーン

接続者数としても世界的な記録を持ち、ギネスに認定されたこともあるWoTですが、eスポーツシーンにも注目しておきたいもの。

かなりの賞金額が設定され、eスポーツのゲーマー団体からも、WoTのチームが設立されたりしています。

日本国内でも大会が定期的に開かれるゲームですが、なんといってもWoTにおける最大規模のゲーム大会「グランドファイナル」が世界中のプレイヤーの目標です。

これは、賞金総額3億円ともいわれるゲーム大会であり、インターネット中継も行われるなど、本作のローンチから成功までが、際立って注目されている象徴ともいえます。

さすがに総額としてはDotaなどには及びませんが、その長期的な記録・スコアを持つ勢い盛んなゲームだけに、プロゲーマーにとってもかなり魅力的といえるのではないでしょうか?

アマチュアレベルからセミプロレベルまで、クランという他のゲームにも見られる、有志を募ってのゲームチームも盛んに作られております。

ローンチ直後から現在まで、長く愛されるゲームであり、なんと格ゲーで有名な「ふーど」氏なども参戦。

さすがの東欧産としての「ゲームの作りこみ」に対するファンからの愛され方は、特筆すべきものがあります。

他のどのゲームにはないものが確かにある…そういう「王道を行きながら亜流の要素も」という、際立ってとんがっているオンラインゲームがWoTであるわけです。

終わりに…

World of Tanks

日本では、アニメ系として有名な「戦場のヴァルキュリア」や「ガールズアンドパンツァー」などとタイアップし、そういったタイアップ先でしか登場しない戦車などが期間限定で配信されるなど、そのビジネスのありかたとしてもかなり興味深いタイトルといえます。

日本のゲームメディアでは、こういったWoTの特殊な立ち位置・ゲームビジネスとしての成功がたびたび注目されてきた本作。

海外のゲームショーでも実物の戦車レプリカが展示されるなど、その大胆さもかなり注目されています。

「ゲームはビジネス」という側面も絶対に見逃せないものがあり、それだけビジネス成功モデルとしても実は立役者でもある、そんなWoT。

ベータローンチからローカライズまでかなり盛んに継続的にアップデートが行われ、ここまで息の長いオンラインゲームも、近年ではまれです。

最近になって、ストーリーモードという一人用のシチュエーションモードも搭載され、白熱のPvPのみならず、ありとあらゆる観点からレビューできるその多様性も素晴らしいものがあります。

あなたも子供のころ夢に見た、ゴッツくて、なんといってもカッコいい、ドイツ帝国製タイガー戦車を目指して、プレイしてみてはいかがでしょうか。

なお、開発元のウォーゲーミング社は、新規タイトルとして本作を基軸にした、海戦版や空戦版などへの取り組みもあります。

同社では陸海空でのオンライン戦闘を主題にして、今後もその経営を拡大していくそうです。

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Mr.House

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生まれもって自他共に認める偉大な倹約家だったが、デジタルゲームにはまったがためいまや万年金欠症のハードコアゲーマー。 日本では絶滅危惧種のハードにこだわり、なぜか現代の化石(笑)とも称されたOUYAを購入するなど、後先考えないクレカ狂になり現在に至る...。

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