【Steam入門編】今から始める世界最大ゲームプラットフォームの歩き方
最近DestinyみたいなFPSとかPUBGなんかが流行ってて、パソコンゲームを始めてみたい!というかた・本格的にSteamを使ってみたいかたも増えているのかなと感じる。
この記事ではSteamの使い方を、誰にでもわかりやすく簡潔に解説するよ!
Steamとは?
そもそものSteamの発端は、運営会社Valveがはじめたカウンター・ストライクの配信システムだった。
カウンター・ストライク、通称CSはリアル系FPSの代表格であって、世界大会が幾度も開かれるほど、世界で1位・2位を争うほどの人気ゲーム。
これ知らずして、ゲームを語るべからず…。
その後、Steamは多くのゲームを配信する世界最大のゲームプラットフォームになったというのがチョー簡単なSteamの歴史だ。(もちろん、細かな経緯はあるがそれはあまり重要ではない)
Steamでの配信は、ゲーム会社にとって目標・到達点のひとつといってもいいだろう。
インディーゲーム(小さな独立系スタジオの作るゲーム)や大作ゲーム、ゲームの規模種別問わず、コレが世界最強のゲーム配信プラットフォームなのだ。
今では、日に10本ぐらいリリースされているらしいから、ゲームの発売日まで待つことに困ることはない。
それほど、Steamの力は、近年ゲーム業界のメインストリームで強くなっているのだ。
前置きは良いから使い方を教えて!
さて、Steamデビューをしたいあなた、実はWindowsの使い方ぐらい知っていれば誰でも簡単に使える。(Macでも同じようなものだ)
まず、Steamのホームページにアクセスして、Steamのクライアントソフトをダウンロードしよう。
右上の緑のボタン「Steamをダウンロード」を押せばクライアントのダウンロードが始まる。
その後、日本語設定をして、インストールを進めよう。このあたりは簡単なので、はしょってもいいだろう。
なお年齢制限は13歳というラインが引かれているので注意しよう。
ここまでが、Steamの「スタートアップ」だ。
インストールするにあたっては当然IDとパスワードを生成する必要があるが、これはクライアントをインストールして起動した画面で進めることが可能だ。
ゲームの買い方・起動の仕方
まずは、Steamでのゲームの購入方法・起動方法から身につけるのが一番のポイントだろう。
ここではとりあえず、カウンター・ストライクの最新作、「Global Offensive」を例にとってみよう。
Steamクライアントをインストールして、ログインしたら検索窓に「Counter Strike」と打ってみよう。
すると当然検索結果が出てきて、カウンターストライクにまつわるゲーム商品が表示される。
「Counter-Strike: Global Offensive」のリンクをクリックすればストアページに移ることができる。
無料でダウンロードできる商品もあるが、値段が表記されているものに関しては、代金を支払って購入しなければならないということを端的に表す。
さて、移動先のページにて「カートに入れる」をクリックして決済に進もう。
ここでは、自分用に購入するほか、ギフトとして友人などにプレゼントするか選択できるが、まあ、自分に買うのが一般的である。(もちろん、もとより自分で買って自分で遊ぶのだろうから…)
購入方法としては、直接カード情報を入れる以外にも、コンビニ支払いも可能だ。
あるいは、PayPalというクレジットカードを登録した上での、代理決済を使用するかも選択できる。
私はPayPalをお勧めする。
というのも、セキュリティ上、カードの代理決済を利用したほうが、安全だからだ。
購入するとダウンロード画面に移り、HDDをどれだけ占めるかがしっかりと表示されるので、同時に自分のパソコンスペックとゲームの動作環境との整合性をチェックしよう。
※重要なことだが、自分のPCのグラフィックボードとかがそろってないと、ゲームはあなたのPCでは起動しない。
要するに、そのゲームごとの動作環境を満たすスペックをあなたが所有してない限り、一般的にはそのゲームは動作しないので、事前に調べておくのも手だろう。
※注意しておきたいのは、PCゲームはスペックサイクルがコンシューマー機(PS4やXboxOneなど)よりもはやいということだ。
スペック要求も時代と共に高くなっていくし、かかるお金もそのスペックに併せて高くなる。
クラウドゲーム(処理系を自分のPCでやるのではなく、サーバー側でやって画像だけ転送するシステム)とかの役割が強まっていくという見方もあるから、これからゲーム用PCを新たに購入する方はあせって買うのではなく、各種メーカーサイトなどを参考によく調べてから買うこと!
インストールが終われば、デスクトップにアイコンが表示される。
ダブルクリックするか、当該Steamクライアントのページから起動できるようになっているはずだ。
以下、Counter Strike:Global Offensive(CS:GO)を起動したところだ
おま国(特定の国のIPからは購入できないゲームがあるので、国内から買えない状態にある希少タイトルとして注意すべきということ)には注意してね!
コミュニティ活用の方法
すごくはしょっていうと、Steamが世界最強のゲームプラットフォームになったのには理由がある。
デジタル決済でディスクレスで購入できるのは、人件費などを徹底的に圧縮していることにつながっている。
そのため、販売手法がゲームメーカーとゲーマーとの間で最短であり、面倒な手続きがいらないということもあるが、なによりそのシステムのユニークさや工夫さに裏付けられるワケがあるのだ。
それがコミュニティ機能だ。
ここでは簡潔にコミュニティといったが、その種別はかなり多い。
実績解除システムや、やりこみといったシステムのほか、お気に入りのシーンを撮影したスクリーンショットをコミュニティ上で共有したり、友人とチャットしたりできる。
そのほかにもMODという改変ファイルを使用できるシステム、ワークショップ機能だったり、スキン(キャラクター特有の表情やデザインの導入システム)を共有できたりできる。
Twitchなどを使わなくても、ゲーム動画画面の共有も可能にすらなっている。
ちょっと難しい言葉を使うけど、これがSteamが徹底したスーパーフラット、すなわち水平分業型システムを有する象徴であり、それが世界最強のゲームプラットフォームへと進化した理由でもある。
その機能の初歩だけは少なくともここで説明しよう。
購入方法とコミュニティ機能、このふたつさえ押さえれば、十分中級Steamerであるといっていいだろう。
Steamクライアントをインストールして起動すれば自然とわかるが、3つ大別して機能はある。
このうち、「ストア」「ライブラリ」はすでに説明したところだ。ストアで購入してライブラリから起動するだけであってGUIに慣れ親しんだWindowsユーザーであれば誰もがわかるだろう。
今、肝心なのは「コミュニティ」という部分だ。
ここで出た検索窓に、例えば「Counter Strike」と打ち込んでみよう。
すると、真っ先にCS:GOのコミュニティ機能一覧が表示される。
ここでスクリーンショットをクリックすれば、ユーザ間で話題になっているSSが見れるし、ブロードキャストをクリックすれば、生放送配信をSteam上で見ることができる。
このほかにもMOD(公認されたゲームの改変ファイル)などの配布導入もできるが、ゲームごとにこのあたりの方法論は変わってくる。
たぶん人気作品だと、タイトルのまとめサイトやWikiがGoogle検索で出てくるから、調べた上で、そのとおりに導入を検討してほしい。(日本語化ファイルの導入方法なども同じ扱いだ)
Steamのこれから
今後Valveは、さらにタイトルリリースに注力して、タイトル数・ゲーミング環境共にクライアントの充実を実現するようだ。
インディータイトルのリリース前情報などの改革等、また、依然として特定の配信タイトルが国内だけでは限られるなどの問題はあることにはある。
だが、現段階において、世界最強のゲームプラットフォームとされるSteam。
日本では正直マイナーだが、これから国内のプロゲーマーなどの登場も見られるようになってきたところで、注目度は高くなっていくだろう。
PUBG Dota2 CS:GOどれをとっても、やはりSteamの導入は現代のゲーマーたるもの必須だ。
そんな筆者も、気がつけば所有タイトル数は300タイトルを超す。
見れば見るほど憂鬱だが、それでも「ポチらざるを得ない」のがSteamerというもの。
機会があれば、Steam ChartsやSteam Calculatorなどの解説もしてみたいと思うのであった。
本文がちょっとでも新規Steamerの役に立てばと思ってひとまず筆をおこうか…。(若干、憂鬱な気分で)

生まれもって自他共に認める偉大な倹約家だったが、デジタルゲームにはまったがためいまや万年金欠症のハードコアゲーマー。
日本では絶滅危惧種のハードにこだわり、なぜか現代の化石(笑)とも称されたOUYAを購入するなど、後先考えないクレカ狂になり現在に至る…。
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