Steam早期アクセスで完全復活!ファイプロシリーズ最新作『FIRE PRO WRESTLING WORLD』

2017年11月21日

FIRE PRO WRESTLING WORLD

PCエンジンというある意味「化石級」の伝説ハードからリリースが続く、プロレスゲームのパイオニア的な存在であり、伝統シリーズでもある「ファイヤープロレスリング」、通称ファイプロシリーズ。

その最新作であるファイプロワールドがおっさんたちの夢を乗っけて帰ってきた!それが「FIRE PRO WRESTLING WORLD」だッ!

本記事ではファイプロ最新作の注目点をまとめていこうと思う。

概要-「あのころファイプロは輝いていた…」

ファイプロ

ファイプロシリーズ通じて主題となるのはプロレスであり、世界でも珍しい種別のスポーツゲームとなっている。

PCエンジンのことを知るゲーマーは総じて見ればかなり少ないだろうが、そういうハードがかつてあったことを知っているハードコアゲーマな若者は若干いるはず。

NECの関連会社とハドソンが作ったゲーム機であり、HuCARDだとかCD-ROM2だとかをゲームデータで取り扱っていた時代のことだ。

ファイプロはそのPCエンジンが現役だったころ、1989年から続く伝統的なシリーズである。

プロレスゲーといえば2Kスポーツから販売されているWWE2Kシリーズがいまでこそ最高峰とされることが多いが、時代違えば、ファイプロこそプロレスゲームの最高峰とするハードなファンがいることも事実。

今回紹介する、ファイプロ最新作はそれほどの伝説級ゲームである。

最新作誕生までのつらい道のり―挫折と見えた「希望」

ファイプロ最新作の「FIRE PRO WRESTLING WORLD」はディレクションを担当するスパイク・チュンソフトの松本朋幸氏が主立って「ファイプロの最新作をぜひスパチュンから作ろう!」といって実現したものだ。

松本氏はファイプロを作りたいがためにスパイク・チュンソフトに入社したというほどの生粋のファイプロファン。

五回企画書を出して大概全部つっぱねられたというが、氏の熱意と努力はついに実を結ぶ。

スパイク・チュンソフトといえば、「テラリア」などの国内展開で知られるゲーム会社でもあるので、インディーズ系に近いニッチなゲームでも展開のチャンスはあると踏んだらしい。

そんな松本氏の願いは通じて、日本でもPCゲームの裾野が広がってき、Steam展開を見込んで会社として許可がとうとう出た。

そういう経緯でファイプロシリーズはとうとう復活に至ったのだった。

伝統と改善-プロレスの進化と共に

ファイプロ

ファイプロといえばかつてからのボタン連打一辺倒の単純なゲームの要素に別種のゲームシステムを持ち込んだことでも有名だ。

キーを適切なタイミングで押さなければいけないシステムを採用した格闘スポーツゲームだけに、その戦略性は格段に上昇。当時のファイプロシリーズの熱狂的なファンはそのシステムの斬新さのとりこになったという。

とはいっても、この「ファイプロ」では世界でもっとも有名な格闘ゲームである、ストリートファイター並みのスキルが必須とされるわけでは決してない。

簡易コマンドを入力することで技が出るために、誰にでも楽しめるゲームを目指したプロレスゲームである。

そんなファイプロ最新作の「WORLD」ではシリーズ特有のシステムは踏襲しながらも、多くの「新味」が追加されたのだ。

ファイプロ

コンビネーション技の種別は格段に増えたし、オンライン要素もエディット要素も搭載された最新作。

まず、技の展開は数百種類もの数をほこるが、その反面やさしい入力方法で初心者にも簡単にプロレス技の醍醐味が味わえるようになっている。

現実のプロレスの時代と変遷にあわせて、ファイプロもまた格段に進歩してきた。

打撃の応酬やロープ技、「そんなのあり?」ってつい突っ込みたいプロレスには詳しくないゲーマーにとっても奇抜なレスリングがゲーム内で実現する。

復刻版特有のゲーム最大の特徴として挙げられるのはやはりオンライン要素だ。

ファイプロ

Steamerやネット仲間を通じてオンライン対戦ができるようになることは、ファイプロファンにとってはこれまで決してかなわない夢でであったが、それが今作ではついに実現する。

オンラインを通じて、仲間とプロレスを通じた絆を結ぶことができるのだ。

オンライン対戦での熱気・熱血はここでしか味わえないだろう。

新規搭載された「ミッションモード」で技のコンビネーションを磨いたら、それをオンのプロレスゲー仲間と共に試しあってみることがついに最新作でかなった。

ファイプロファンのゲーマーにとってこれは数十年ごしの涙ものの感動というもの…。

さらに、注目すべきエディット要素として気になるのはやはりグラフィック周りだろう。

ファイプロは三次元を斜めから見通したいわゆる「クォータービュー」ライクな2D系のゲームであるからして、ここにその独創性を見出すことができる。

たしかにPCの要求スペックは高まったものの、グラフィックがHDになったために、エディットの要素も格段に増加したのはいわずもがな。

だが、それがかつてのファイプロの伝統性も兼ね備えていることにも注目されたし。

2D系のゆるめの5頭身キャラクターの服格好や特定のモーションを持つ個性的ファイターを自由にエディットできるので、君だけのレスラーをくみ上げて自由なプロレスワールドを満喫できる。

総じて見るとファイプロの伝統には反さず、ごく無難に新要素をくみ上げてきた様子が見て取れる…そのように評されてしかるべきだろう。

SteamそしてPS4への展開

現在Steamでいわゆるゲームの完成までバッカーになることのできるゲームプレビュー版を遊ぶことができるファイプロ最新作。

このプレビュー版は今後設定される定価設定よりも安く遊ぶできる。

いわゆる「早期アクセス」対象となっている、シリーズ過去作から12年経ての最新作「WORLD」だが、その完成度は現状でも十二分高い。

しかも、「早期アクセス」タイトルにも関わらずそれか否かは関係なく、二週間以内かつプレイ時間が二時間以内であれば返金もできる。

もし肌に合わないのであれば、このValveのポリシーに基づいて返金処理も申請でき、カードにしっかりと支払った額面が返金されるのが基本となっている。

もちろん乱用はValve自体としても快く思ってはいないだろうが、この制度を活用して、今から「ファイプラー」の一員となってもいいだろう。

それがあなたのゲームライフへの良い刺激になるのであれば、ファイプロに関わってきたかつてのゲームディレクターたちも大喜びするのは間違いない。

基本的にこのファイプロ最新作はSteamでも好評なレビュー傾向が続き、コントローラー系へのこまかな設定点で批判を浴びているのも事実だが、大概快くSteamerに受け入れられている。

そんな、ファイプロ最新作「FIRE PRO WRESTLING WORLD」は当初コアゲーマーが集うSteamプラットフォーム上でのみのリリースとされていたが、スパチュンの中でもこのソフトの秘めるポテンシャルが認められたらしく、時期未定なもののPS4にも展開が予定されている。

Steam

Steam版独自の特徴としては、やはりエディットしたキャラクターをSteamプラットフォーム上で公開共有したり、自慢しあったりできることがあるだろう。

いわゆるSteamの「ワークショップ」システムを用いたシステムであり、PS4では味わえないシステムをSteam上で味わうことができるやもしれない。

これはかつてのファイプロファンが期待した以上のオンラインのつながりが持てるシステムと言い切っても問題ない。

もちろん、ファイプロをコンシューマー機で遊びたいのであれば(時期未定だが…)PS4版を気長に待っても良いだろう。

もちろん、そもそもファイプロ最新作を買うか否か、PS4版が待てないかたがSteam版の伝説的なこのプロレスゲーを買うか否か、今から選択のカードは、この記事を見ている、まさに「あなた」の手の中にあるのだ。

  • タイトル名:FIRE PRO WRESTLING WORLD
  • ジャンル:アクション
  • Steamアーリーアクセス版発売日:2017年7月11日
  • Steamアーリーアクセス版販売価格:2000円+税
  • PS4版発売日:未定
  • PS4版販売価格:未定

「FIRE PRO WRESTLING WORLD」公式サイト

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生まれもって自他共に認める偉大な倹約家だったが、デジタルゲームにはまったがためいまや万年金欠症のハードコアゲーマー。 日本では絶滅危惧種のハードにこだわり、なぜか現代の化石(笑)とも称されたOUYAを購入するなど、後先考えないクレカ狂になり現在に至る...。

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