『グランツーリスモSPORT』福岡アジア美術館の展示会をレポート
車を見ることや車のゲームで遊ぶことは大好きだけど、運転することは苦手なTAIYOです。
そんな運転が苦手な方でも、車が好きな方に必見のイベントが福岡市で行われました。
今回は2017年10月8(日)、9日(月)に福岡アジア美術館で行われたインタラクティブアート『グランツーリスモSPORT』展に行ってきました。
まさに、ゲーム映像が本物の映像と区別がつかないくらい、世界の風景に溶け込んだアートになっていました。
写真展に展示されていても違和感がなく、車が欲しくなってしまうくらい素晴らしい場所でした。
今回追加された「スケープス」という写真の機能についてや、クルマのモデリングは1台につき6カ月もの製作期間がかかっているなど、会場のスタッフさんからとても丁寧に説明していただきました。
グランツーリスモSPORTの見て触って感じたことをお伝えしていきます。
グランツーリスモとは
グランツーリスモは、1997年12月23日にソニーから発売されたドライビングシミュレーションゲームです。
実在する自動車メーカーの車を使ったレースゲームであることが第一の特徴です。
ライセンス契約
上記との実在する自動車メーカーとライセンス契約を締結し、各社の有名な車種が収録されています。
車を全く知らない学生の頃の筆者もグランツーリスモがきっかけでスカイラインなどの車種を覚えたりしました。
特に学生の頃は車に乗ることはなかったのでトヨタなど国産の実際に乗ってみたい車を選んだりできるのも魅力的でした。
全世界では1000万本以上を売り上げ、初代PlayStationのゲームソフトの中で最大のヒットを記録しました。
レースゲームに「リアル系」と呼ばれるカテゴリを作り上げた先駆者になりました。
グランツーリスモsport期間限定デモ版
グランツーリスモsport期間限定デモ版は、10月9日(月)から10月12日(木)まで期間限定デモです。
『グランツーリスモSPORT』期間限定デモで遊べるもの
- キャンペーンモード
- リスポーツモード
- アーケードモード
- スケープス
- リバリーエディター
また、期間限定デモで入手したゲーム内クレジット(最大1億クレジットまで)やクルマは製品版に引き継ぐことが可能です。
実際に筆者がプレイした動画がこちらです。(注:録画の環境上、画質が落ちております)
グランツーリスモsportの発売日
発売日
(約20年ぶりのレース実況となる古舘伊知郎さんと、日本人女性最年少の11歳のプロレーサーで、CM初出演となるJujuさんという豪華なCMです)
2017年10月19日(木)予定
価格
パッケージ版 通常版 6,900円+税
パッケージ版 リミテッドエディション(初回限定) 9,900円+税
ダウンロード版 通常版 7,452円(税込)
ダウンロード版 デジタルリミテッドエディション(期間限定) 8,532円(税込)
スタイリッシュなグランツーリスモsportリミテッドエディション
「プレイステーション 4」(CUH-2000シリーズ / HDD:1TB)の特別デザインモデルと、PS4®用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』の初回生産限定『リミテッドエディション』をセットにした数量限定商品「PlayStation®4 グランツーリスモSPORT リミテッドエディション」を、希望小売価格39,980円+税にてソフトウェアの発売と同日の10月19日(木)より発売します。
引用元: PS.Blogより引用
ブラックとシルバーのツートンカラーでグランツーリスモカラーという感じがします。
スタイリッシュでとてもカッコイイ本体は数量限定なので検討している方はお早めに!
この日の為にPS4を待っていたのだ!という方は必見です!
グランツーリスモSPORTになって進化した4つのポイント!
最先端のグラフィック
PS4 Proでは4Kグラフィックに対応しています。
PS4 Pro
標準のPS4でも60fpsはもちろん、ソニーと共同開発したHDR・ワイドカラーキャプチャ専用デバイスを用いて、素材制作からアウトプットまで全ワークフローを通じて、物理的に正確な真のHDRやワークフローを用いて制作。人間の目が視認できる色域の大半が表現可能となり、スタンダードなSDR、現行のHDRテレビ、将来的な高輝度HDRテレビまで完全に互換性を実現した。
引用元: PS.Blogより引用
4K
表示パネルの画素数が、フルハイビジョンの4倍ある高画質化を追求したテレビ。横(水平画素)が3840(約4000)で、1000は1K (キロ)という単位で表されるため、4Kテレビと呼ばれる。
現在主流のフルハイビジョンテレビの画素数は、横(水平画素)1920×縦(垂直画素)1080で、縦横合計で207万3600あるが、4Kテレビは、横3840×縦2160で合計829万4400。つまり、フルハイビジョンの4倍の画素数となる引用元: コトバンクより引用
標準のPS4でも60fps(1秒間の動画に60枚の静止画)でプレイ可能です。
PS4を最大限に生かしたソニーの現在の映像技術を全て投入したゲームになっています。
リアル以上のサウンド
ただサウンドを録音するのではなく、サウンドシミュレーターを開発し、人間の認知メカニズムにまで踏み込んだ「理想的な音」を再現されています。
エンジンの細部のパーツにまで踏み込んだシミュレーションをすることで、より明確にエンジン音を表現しました。
筆者は体験会で実際に音を聞いたのですが、まさに音から振動を感じるという「音を体で感じる」ことができました。
まさに未来!ゲームと現実世界の融合!スケープス機能
スケープスは、True HDRワークフロー(より広い明るさの幅を表現できる表示技術)と物理ベースレンダリング(物理現象として起こっている光学現象(光の反射・散乱・屈折・吸収など)を計測してより厳密に数式でモデル化したレンダリング手法)技術から生まれた新しい写真フォーマットです。
それぞれの撮影スポットは、光のエネルギーの情報をそのまま持っています。
世界中の街や自然の中にクルマを置いて、写真撮影を心ゆくまで楽しむことができます。
スケープスに収録された、ひとつひとつの撮影スポットは、光の情報に加えて空間情報も持っているため、自然に「写真の中に、クルマを配置する」ことが可能になりました。
筆者が体験会とデモ版で一番時間を使った機能です。
レースが得意ではなくても車が好きだったら、世界中の風景に好きな車を設置して撮影できるなんて最高だと思いませんか?

このように撮影した写真を全世界の人と共有するコンテンツもあるので、他の人が撮影した写真を鑑賞するだけでも十分に楽しいです。
ジャイロ機搭載でコントローラーがハンドルに!
ジャイロ機能搭載されたことで、コントローラーを傾ければ傾けた方向にハンドルをきることができるようになりました。
直感的に操作できるので、体が動いてしまうとかボタン操作が苦手な人には必見な機能かもしれません。
会場のスタッフに人曰く、ジャイロ機能に慣れてきたら片手で操作できるそうです(笑)
首都高速まで走れる!コースの種類
高速オーバルトラックから首都高速まで、40コース17ロケーションを収録されています。
多彩なコースを多数収録
- 実在する人気レーシングコース
- オーバルトラック
- 風光明媚なダートコース
- 公道をモチーフにした首都高速
自然界と変わらない光の強度と色彩を再現
True HDRワークフローによって自然界と変わらない光の強度と色彩を再現、同じコースでも太陽高度や空模様の異なる多様なコンディションが選択できます。
ですので、同じステージでも朝、昼、夕方、夜などで全く違う雰囲気を楽しむことができます。
夜の首都高速とかカッコイイですよね。
福岡アジア美術館で展示で実際に見て触って感じたこと
本物のコックピットのような試遊台
まずシートに座る瞬間から緊張しました。
ゲームセンターで遊ぶレーシングゲームと訳が違い!
本物のコックピットのような試遊台でハンドルの重さがリアルを感じさせました。
聞こえてくるエンジン音や振動は目を閉じれば車に乗っているのではないかと錯覚させる程でした。
カーブの時のハンドルが取られてしまう感じなど再現性がリアルそのものでした。
「スケープス」に魅了
4KTVで映し出される美しい映像。
美術館に展示されていても違和感のない空間でした。
会場スタッフの方が丁寧に「スケープス」のことを説明してくれました。
カメラの知識が無くても大丈夫です!と心強い言葉をかけてくれました。
もちろん知識があれば素晴らしい写真が撮影できるのですが、細かいサポート機能もあり分かりやすかったです。
スピード感のある撮影ができたり、オリジナリティのある写真が撮れるので個性ある写真が撮れそうだと思いました。
聞いているだけでも相当すごい技術を使っているのだと感じるくらい熱意がスタッフさんから伝わってきました。
会場では100インチ4K/HDRテレビZ9Dを展示
ソニーのテレビ史上最高画質モデルである100インチ4K/HDR液晶テレビ「Z9D」を会場内に設置されていて圧倒!
最高の環境でソニーの最新技術が凝縮されたグランツーリスモSPORTを直接見ることができたので感動しました。
スマホで撮影しても違和感のなく、実写にしか見えない映像になりました。
あまりにも凄すぎて家に帰って普通のテレビでグランツーリスモSPORTデモ版をプレイした時に差を感じさせられました。
しかし、普通のテレビでも十分に綺麗なのでグランツーリスモSPORTの技術そのものが凄いです。
まとめ
福岡市で体験会をしてくれたお陰で直接行って見て触って感じることができました。
最初はなんでゲームのイベントを美術館でやるのだろうか。
あきらかに浮いてしまうのではないだろうか。
と思っていたのですが、実際に足を運んで会場に入ると一切そのようなことはなく見事に溶け込んでいました。
体験会の後、家に帰ってすぐにグランツーリスモSPORTのデモ版をダウンロードしたTAIYOでした。
生後3カ月からゲームに目覚めた生粋のゲーマーです!
ジャンルは幅広く遊んでいるので浅く広くという感じです。
楽しく熱意の伝わるゲーム記事を書いていきたいと思います!
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