【名古屋OJA】eスポーツで名古屋を元気にしようと立ち上がったプロチーム
名古屋ドームで岩瀬投手のスライダーを生で見てみたいなとときどき思う、あんころもちです。
名古屋は金のシャチホコや織田信長をはじめとした戦国武将たちが有名ですが、これから有名になるものがもう一つ増えてくるかもしれません。
それは、eスポーツを通して名古屋を元気にしようと立ち上がった「名古屋OJA」というプロeスポーツチームです。
今回は、そんな思いを胸にして、名古屋から「日本eスポーツリーグ」に参戦している「名古屋OJA」をご紹介をしていきたいと思います。
名古屋OJAとは
概要
「名古屋OJA」は、2016年10月に愛知県名古屋市で設立された、プロスポーツクラブになります。
「スポーツは もっと できる!」をモットーとし、スポーツでの社会問題の解決、雇用創出などを目指しているそうです。
まずはその足がかりとして、2016年10月にプロeスポーツチームをクラブの設立と共に発足させ、翌月の2016年11月から開始された「日本eスポーツリーグ」へは第1回目から参戦していくこととなります。
日本eスポーツリーグとは
「日本eスポーツリーグ」とは、2016年11月26日に開幕した、eスポーツの全国リーグである。
全国各地の6チームが、3つの競技種目で総当たりのリーグ戦でをおこない、優勝を目指す競技となっている。
eスポーツ業界からスタートし、クラブの規模が大きくなっていけば、更に他のスポーツへの参入も視野に入れているとのことです。
公式サイト:名古屋OJA
「名古屋OJA」は、以下の三本柱を理念として掲げています。
名古屋を元気に
- 名古屋にあること。
- 地元企業さま、研究機関とのパートナーシップ
- 名古屋だけでなく、eスポーツだけでなく。
日本を元気に
- 「生産性向上」への貢献
- 日本のお家芸から世界で通用するビジネスを創出する。
優しい社会に
- 障がい者の職業選択の一つになれることを目指す。
- 福祉医療関係企業さまとの連携。
- 認知症、発達障がい改善への貢献。
チーム名の由来
本チームの名前の由来は、名古屋を本拠地として構えているという思い。そして、下記3つの言葉の頭文字を取り入れ、「名古屋OJA」と命名したとのこと。
- O-Owari-Mikawa
- J-Japan
- A-Asia
また、名古屋の人々が生まれた時から身近な存在として意識をする「織田信長」、「豊臣秀吉」、「徳川家康」の3武将へのリスペクトを、チーム名に取り入れたいという思いがあったそうです。
名古屋王者 株式会社
「名古屋王者 株式会社」は、片桐正大氏が代表取締役社長を務めている、「名古屋OJA」の運営元となります。
身の丈に合った健全経営を貫くことで、安定したチーム運営を進めていくそうです。
ちなみに、社名の由来は少しシャレが効いていて、チーム名の「OJA」を「おおじゃ」とローマ字読みし、そのまま漢字を当てはめて「王者」にしている模様。
愛知県名古屋市中川区尾頭橋四丁目13番7号
名古屋産業振興公社 名古屋ビジネスインキュベータ
ナビ金山 505-C
ゲーム部門
現在、「名古屋OJA」が参加している大会は「日本eスポーツリーグ」が開催している大会のみであるため、本チームのゲーム部門も大会に採用されている以下のタイトルのみとなっています。
BLAZBLUE CENTRALFICTION
第1作目が2008年11月20日よりアーケードとして稼働を開始した「BLAZBLUE(ブレイブルー)」シリーズ。
格闘ゲームの中では比較的新しい格闘ゲームシリーズとなっているが、今年開催された格闘ゲーム世界大会「EVO2017」では本作が採用されており、「ストリートファイター」といった歴史ある格闘ゲームに追いつく勢いで人気を集めているタイトルとなっています。
アーケード(アーケードゲーム)とは
アーケードゲーム(arcade game)は、業務用ゲーム機(「アーケードゲーム機」)によるゲームのこと。
引用元: アーケードゲーム(ウィキペディア引用)
公式サイト:BLAZBLUE CENTRALFICTION
FIFA17
FIFA(国際サッカー連盟)が唯一公認しているサッカーゲームシリーズの最新作。
FIFA公認ということもあり、今作では世界中に実在する30以上のリーグ、650以上のチーム、その全ての選手が実名で登録されています。
スタジアムや選手のグラフィックがとても綺麗で、ゲーム画面からは、実際にサッカー観戦をしているような体感を得ることができます。
公式サイト:FIFA17
オーバーウォッチ
2016年5月に発売された、6人ずつのチーム対チームで対戦するアクションFPS。
シンプルなゲーム性とカジュアルな世界観のため、「FPSゲームの入門書」としての呼び声も高く、世界中で人気が広がっています。
また、発売して間もない頃から、アメリカ、ヨーロッパ、中国といった国々では、続々と「オーバーウォッチ」專門のプロチームが結成されており、2017年の秋には「Overwatch League」というプロリーグも発足する予定となっています。
公式サイト:オーバーウォッチ
SNSでチーム情報を得よう!
「名古屋OJA」は公式サイトの他にfacebookページも開設しており、チームの情報や試合情報に関しては、facebookページの方が詳しい情報が記載されています。
facebook:名古屋 OJA Nagoya 王者
また、本チームはTwitterも開設しており、こちらではチーム状況に加え、「日本eスポーツリーグ」に参加している他のチーム情報も確認することができます。
Twitter:名古屋OJA プロ eスポーツ チーム
上記のSNSでは、「名古屋OJA」の公式サイトには載っていない情報がたくさん載っていますので、本チームの情報をもっと詳しく知りたいという方は、上記SNSを利用すると良いかもしれません。
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ヤマモリ株式会社
「名古屋OJA」唯一のスポンサーである「ヤマモリ株式会社」は、明治創業から100年以上も続く食品会社となります。
同社はこの理念とともに三重県に本社を構えており、隣県にある「名古屋OJA」の活動をたった1社で支えていっています。
所属メンバー
2016年10月に設立された「名古屋OJA」。
今年、所属選手の大規模な再編成に取り組み、チームの強化を図ったようです。
現在、所属している選手の中には発足当時の選手は1人も在籍しておらず、大規模な再編成により選手たちが総入れ替えされた模様。
「名古屋OJA」に所属している現在のメンバーは以下となります。
選手
あつや
- 参加ゲーム:FIFA 17
- 得意チーム:スペインのクラブチーム
「日本eスポーツリーグ」開催の「2017 Summer」では「FIFA17」を担当。
プロとしてeスポーツの大会に出場するのは今回が初めてにも関わらず、4勝1引き分けで負けなしという好成績を残し、みごと「FIFA17」部門賞を獲得することとなりました。
「あつや」選手は、今年加入した新戦力の中では、1番の実力を持った選手といえるのではないでしょうか。
Twitter:あつやbb
りくとぅえ
- 参加ゲーム:BLAZBLUE CENTRALFICTION
- 得意キャラクター:イザナミ
2017年5月25日に本チームへ加入し、「2017 Summer」では「BLAZBLUE CENTRALFICTION」を担当。
大会前は「名古屋のレベルの高さを見せたいです!」と意気込んでいましたが、1勝4敗と苦い結果に。
次回おこなわれる大会では、今回の雪辱を果たすことができるのでしょうか。
Twitter:【OJA】りくとぅえ
Halu
- 参加ゲーム:オーバーウォッチ
- 得意ロール:サブタンク
今年、念願の憧れであった本チームへの加入を果たし、選手として成長していく姿をeスポーツファンに見せていきたいとのこと。
自分のプレイで見てくれる人々に感動を与えられることを目標としているそうです。
Twitter:|-|a|u v
Scanty
- 参加ゲーム:オーバーウォッチ
- 得意ロール:サブタンク
本格的にFPSをやるのは「オーバーウォッチ」が初めだそうです。
他のチームメイトと比べるとFPSのプレイスキルが乏しい様ですが、本人は「いま自分に出来ることを精一杯やっていきたい」と考えているそうで、その前向きな発言からは今後の成長が期待できるのではないでしょうか。
Twitter:Scanty
JCyukimi
- 参加ゲーム:オーバーウォッチ
- 得意ロール:サポート
「2017 Summer」の「オーバーウォッチ」部門では「サポート」キャラクターを担当していることから、ついでに現実の世界でもチームの癒しになる存在にもなれるようにと、大会などでは笑顔を絶やさないことを心がけているそうです。
Twitter:ジェイシーゆきみ
※選手の画像は、顔を公表している選手のみ掲載しております。
日本eスポーツリーグでの実績
これまでに「名古屋OJA」が参加したeスポーツの大会は、「日本eスポーツリーグ」の大会のみとなってます。
2016 Winter
2016年9月16日におこなわれた「東京ゲームショウ2016」にて、「日本eスポーツリーグ」の開幕が発表された際に、甲冑の姿で勇ましく参戦を表明した「名古屋OJA」。
2016年11月から開催された「2016 Winter」では、「オーバーウォッチ」部門に関しては3勝2敗とまずまずな戦いとなりましたが、「FIFA17」と「BLAZBLUE CENTRALFICTION」の部門では、どちらも1勝4敗と成績は振るわず。
勇ましい姿で参戦を表明したものの、「日本eスポーツリーグ」初の開催となる「2016 Winter」では、最終的に5位という結果に終わってしまいました。
2017 Summer
今年の6月4日から開催された「2017 Summer」は、「名古屋OJA」にとっては2回目のeスポーツ大会への参加となります。
「オーバーウォッチ」と「BLAZBLUE CENTRALFICTION」部門は、どちらも1勝4敗と昨年の様な苦い展開となっていましたが、「FIFA17」部門に関しては、4勝1分負け無しという今までで1番となる好成績を残しました。
最終的には昨年同様5位という結果に終わりましたが、「FIFA17」部門での好成績を見ると、若干ですがチームとして強くなったのではないでしょうか。
イベント活動を通して名古屋を元気に!
「名古屋OJA」は、地域への貢献に関して、とても強い思いを持ったチームだなという印象があります。
本チームが主催するイベント「名古屋GAME楽座」では、自分たちの活動をチーム理念の実現に繋げたいと、いつもその思いを口にしています。
本チームは、eスポーツを通して名古屋や日本を元気にするべく、さまざまな活動に努めているようです。
名古屋GAME楽座
「名古屋GAME楽座」とは、「名古屋OJA」主催のゲームイベントであり、「ハースストーン」というオンラインのカードゲームを参加者たちでプレイし、一般の人にもeスポーツの楽しさを体感してもらう事を目的としています。
※「ハースストーン」に関しては、以下の記事にて詳しく解説しています。
「名古屋GAME楽座」は現在までに2回開催されており、不定期ではありますが継続的にこのイベントを開催していくとのこと。
- 参加方法
- 参加費
本チームの公式ホームページで発表された会場へ直接行くことで参加することが可能。
500円
第一回 名古屋GAME楽座
2017年2月18日に初めて開催された「名古屋GAME楽座」は、参加者が7名という小規模な人数となりましたが、イベントはすごく盛り上がったそうです。
イベントの優勝者には優勝商品として、チームスポンサーである「ヤマモリ株式会社」のタイカレーが贈呈されたとのこと。
イベント後には食事会がおこなわれ、3次会に突入するほど、参加者たちは親睦を深めたそうです。
第二回 名古屋GAME楽座
2017年4月9日に開催された2回目の「名古屋GAME楽座」では、参加人数が20名を超えたことで前回と比べてさらなる盛り上がりをみせました。
今回のイベントは、そんな盛り上がりのなか大盛況のうちに幕を閉じたとのことです。
イベント終了後、参加者たちは興奮冷めやらぬまま、2次会の焼肉店へと足を運んだそうです。
「名古屋GAME楽座」はまだ2回しか開催しておりませんが、参加人数の増加数やイベントの盛り上がり方をみてみると、開催される度にますます大きくなっていくポテンシャルを含んだゲームイベントなのではないでしょうか。
まとめ
チーム発足以降、大会でまだ多くの良い結果を残せていない「名古屋OJA」。
ただ、名古屋のみならず日本を元気にしたいという熱い思いは持ち続けているチームです。
はたして、今後「名古屋OJA」が「日本eスポーツリーグ」で優勝トロフィーを手にすることができるのか!
さまざまなプロeスポーツチームから目が離せない、あんころもちでした。
日本eスポーツリーグ参加チーム | |||||
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日々、ゲームと筋肉の文武両道を目指している『あんころもち』。
好きなジャンルは、サバイバルやローグライク系。
みなさんに、eスポーツの魅力を伝えていけたらなと思ってます♪
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