賞金総額100万ドル!e-Sports『ハースストーン』が世界的人気を誇る理由

2017年9月15日

ハースストーン

こんにちは、クロロンです。

皆さんは、世界的に人気のあるデジタルTCG(トレーディングカードゲーム)は何かご存知でしょうか?

日本国内で人気のデジタルTCGは「シャドウバース」ですが、世界中で人気のあるデジタルTCGに「ハースストーン」というものがあります。

この「ハースストーン」というゲームも海外ではEスポーツ化され、賞金総額100万ドル(約1億円)の大会も開催されているのです。

今日は、そんな高額賞金Eスポーツ大会も開かれている「ハースストーン」について紹介して行きたいと思います。

ハースストーンとは

ハースストーン

「ハースストーン」とは、2014年3月11日にリリースされた基本プレイ無料のオンラインカードゲームで、日本国内でも多くのプレイヤーが遊んでいます。

国内オンラインカードゲームで有名な「シャドウバース」も、この「ハースストーン」を元に作られた言われており、オンラインカードゲームの火付け役とも言われています。

世界的人気を誇る「ハースストーン」は、日本語にも完全対応しており、PCとスマートホンどちらでも共通のデータで遊ぶことができます。

日本語版が配信される前からも、日本では人気がありましたが、日本語対応することによって、より多くの人に認知されるようになりました。

ちなみに、「ハースストーン」を制作した「Blizzard Entertainment」は他にも、世界で最も遊ばれているMMORPGの「ワールドオブウォークラフト」や、Eスポーツとしてプロチームも多く結成されている「オーバーウォッチ」なども制作しています。

ゲームシステム

ハースストーン システム

「ハースストーン」の目的は、どちらのプレイヤーが早く、30ある相手の体力を削りきるかということです。

その過程で、多くの読み合いが必要だったり、運の要素をデッキ構築でどこまで上手く減らせるかが勝利への鍵になっています。

カードには「ミニオン」と呼ばれる主力となるモンスターカードや、ミニオンやプレイヤーに様々な効果を与える呪文(スペル)カード、相手が特定の条件を満たすと発動する「秘策」と呼ばれるトラップカードが存在します。

プレイヤーは、9種類ある「ヒーロー」と呼ばれるキャラクターを使い、相手と対戦します。

9種類あるヒーローは、それぞれのヒーローに特徴があるので、簡単に説明したいと思います。

  • ウォーリアー
  • →攻撃や攻撃力強化を行う呪文に優れ、突撃や激怒などと言う、攻撃的なミニオンが多く存在しています。

  • シャーマン
  • →呪文は攻撃からサポートまでこなし武器も使用でき、オーバーロードで少ないマナで強いカードを使うことができます。

  • ローグ
  • →裏稼業らしい特殊な攻撃呪文や、コンボを持つカードがあり、比較的ドローがし易いヒーローです。ダガー系武器の直接攻撃も魅力です。

  • パラディン
  • →強化呪文や聖なる盾といった、守備系に特化しているクラスで、複数展開やミニオンへのサポートがしやすいヒーローです。

  • ハンター
  • →強力な秘策や獣カードのサポートが充実しており、武器カードなどを中心に相手の体力を積極的に削っていく戦法が得意です。

  • ドルイド
  • →使用できるマナを増やすカードや、選択と呼ばれる2種類の効果から選べるカードが多いのが特徴で、獣カード関するものも多いです。

  • ウォーロック
  • →使用すると自分の体力や手札、ミニオンを犠牲にするカードが特徴で、ヒーローパワーによりドローには困りませんが、体力には気をつけなければいけません。

  • メイジ
  • →豊富な魔法攻撃で相手ミニオンを倒し、秘策などで防御面もカバー。使い勝手の良いヒーローパワーでミニオン除去がしやすく扱いやすいヒーローです。

  • プリースト
  • →回復に特化しており体力の強化もできます。単純にダメージを与える呪文は少ないですが、相手のカードを奪ったりコピーする特殊な戦い方ができるヒーローです。

デッキは、ヒーロークラスが指定されている物と、共通で使えるカードの2種類を組み合わせて作ります。

様々な効果を持っているミニオンを強化したり、呪文や秘策で相手の手を封じて、どう上手く立ち回るかが大切になってきます。

「ハースストーン」と「シャドウバース」の違い

シャドウバース

同じオンラインカードゲームで、どちらもEスポーツとして人気のある「ハースストーン」と「シャドウバース」

2つのゲームにどのような違いがあるのか紹介していきたいと思います。

ゲームルールで大きな違いが2つのゲームにあるとすれば、「進化システム」「武器」の部分だと筆者は感じています。

TCGで有名な「デュエルマスターズ」や「遊戯王」にある「モンスターの進化」のシステムは「シャドウバース」にも取り入れられています。

「シャドウバース」は「和製ハースストーン」と言われるほど、ゲームシステムが似ていますが、国内で「シャドウバース」の人気が高いのは、日本で馴染みのある「進化システム」があるからなのかもしれません。

一方、「ハースストーン」には「シャドウバース」のような、進化システムは存在していません

代わりに、ヒーローパワーと呼ばれる、各ヒーロー特有のスキルがあったり、ヒーローに装着できる「武器」があります。

そういった、戦略が広がるシステムがあるからこそ、世界的に「ハースストーン」は人気があるのかもしれません。

「ハースストーン」には公式フォーマットの制度がある

フォーマット

先程説明した2つのゲームの違い以外にも、ハースストーンには、「フォーマット」と呼ばれるTCGをやったことがある方には、ピンとくる制度が公式で導入されています。

何の制限もなくデッキを組んでゲームをすると、昔からやっている人と新しく始めた人とで「持っているカードの量の差」が顕著に現れてしまい、「古参=強い」というつまらないゲームになってしまう。
これを解消するため、トーナメントでは「ここからここまでの範囲の中のカードだけでデッキを組む」「使用してはいけないカード(禁止カード)を指定する」といったルールを決めてデッキを作る。
この「どのカードが使えてどのカードが使えないか」に関する取り決めや「どのようにデッキを作り対戦するか」に関する取り決めを総称して「フォーマット」という。

ハースストーンでは、カードのインフレを防ぎ、常に新しいカードゲームを体験してもらうために、公式フォーマットの導入をしています。

ゲーム内のルール選択では、「スタンダード」と呼ばれる比較的新しくリリースされたカードだけを使って対戦するフォーマットと、全てのカードが使える対戦フォーマットの「ワイルド」を選択できるようになっています。

賞金がかかけられている公式の大会や、世界大会などでは、「スタンダード」の公式フォーマットを使用して対戦しています。

どうしても、カードゲームにありがちな、昔のカードをデッキに入れなければならない部分を、公式でカバーしてくれるのは、遊びやすくなり、ゲーム自体の発展につながるので、プレイヤーから見てもありがたい点ですよね。

「ハースストーン」は賞金総額1億円の世界大会も開催している

Pavel選手

最初にも紹介したように「ハースストーン」はゲームとして楽しまれているだけではなく、Eスポーツとしても人気のあるゲームになっています。

2016年11月には、賞金総額1億円という、Eスポーツトップクラスの賞金がかかった「ハースストーン世界大会」も開催され、更にEスポーツ業界を盛り上げました。

ちなみに、その「ハースストーン世界大会」で優勝したのはロシア代表のPavel選手。

彼は、18歳ながら、見事なプレイングでチャンピオンになり、優勝賞金の2500万円を手にしました。

ハースストーンの公式大会の参加方法

ハースストーンの世界大会と言っても、誰でも出れるわけではありません。

世界大会のような、大型の大会に関しては、ランク戦プレイやポイント付与大会でハースストーン・コンペティティブ・ポイント(HCポイント)を多く集めなければいけません。

加えて、ポイント制の大会となると、どうしても敷居が高く感じてしまい、大会に参加する機会などを逃していしまいがちです。

しかし、ポイントの付いていない非公式の大会や、ユーザーが主催する小規模の大会であれば、比較的気軽に参加することもできると思います。

ユーザー主催の大会を簡単にまとめているサイトを見つけたので、興味のある方は見てみてはいかがでしょうか?

個人的な個人主催のハースストーン大会まとめ

ハースストーンの大型大会に参加するために必要な「ポイント制度」について

ハースストーンの世界大会やアジア太平洋大会に参加するために必要な、「ポイント制度」について紹介して行きたいと思います。

ハースストーンの世界大会などの大型大会に出場するためには、ハースストーン・コンペティティブ・ポイント(HCポイント)と呼ばれる、ポイントをより多く集めなければいけません。

そのポイントは、ゲーム内のランクマッチや公式の大会などで上位の成績を収めることで、獲得することができます。

ポイントの獲得方法や、順位によって得られるポイントは下の公式ホームページから確認することができます。

世界選手権ツアー ポイントの構造について

世界選手権に出場するためには、まず日本国内でポイントランキングTop32に入らなければいけないので、大変な道のりだとは思います。

しかし、ポイント自体は、ハースストーンの公式大会やランクマッチで手に入れる事ができるので、意欲のある方は、まずは日本予選を目指してみてはいかがでしょうか?

2017年ハースストーンアジア太平洋冬季大会で日本人が活躍!

b787選手

2017年2月に行われた、「ハースストーンアジア太平洋冬季プレイオフ」で、19歳のb787選手が見事優勝を果たしました。

この大会には日本や韓国、台湾などアジア太平洋の全域からポイントランキング上位の64名と、別個の大会「冬季酒場のヒーロー大会」を勝ち上がった8名、計72名のトッププレイヤーが出場しています。

それぞれの選手は東京や台北など、計8ヵ所の地元の会場に集い、オンライン上で対戦します。

2日間行われるこの大会、2日目の決勝トーナメントに駒を進められるのは、初日の成績上位者8名だけなのですが、そのプレッシャーをはねのけ、見事優勝しました。

続く「ハースストーン冬季選手権」では、残念ながら敗退してしまい、世界大会への出場権は逃しましたが、日本人プレイヤーとしての印象を世界に知らせる形になりました。

近い未来、日本人選手が「ハースストーン」の世界王者になる日もそう遠く無いのかもしれません。

まとめ

世界中で人気のあるデジタルTCGに「ハースストーン」。

「ハースストーン」は海外ではEスポーツ化され、賞金総額100万ドル(約1億円)の大会も開催されています。

もちろん、b787選手を筆頭とした日本人選手も「ハースストーン」の大会で活躍していて、世界王者に日本人がなる日もそう遠くないと言われています。

もし、この記事を読んで「ハースストーン」に興味を持った方がいたら、基本プレイ無料でスマホでも遊べるので、ダウンロードしてみてはいかかでしょうか?

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クロロン

クロロン

学生時代に親からゲームをさせてもらえなかった反動から、今ではゲーム中毒者に… ゲームジャンルはハマったものを深く突き詰めるタイプです! 皆さんがもっとゲームを好きになれるような記事を書いていきたいと思います!

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