『FF14』蛮族特集:秘めたる二面性?一癖あるよシルフ族編

シルフ族

 どーも、SSという文字を見ると、スクリーンショットでもスキルスピードでもスペルスピードでもなく、ショートショートを思い浮かべてしまうまふーです。
星新一作品大好き!

 この特集では、FF14の蛮族を、クエスト中心に取り上げてみようと思います。

 パッチ4.25の時点で『新生編』が五つ、『蒼天編』が三つ、『紅蓮編』で二つの蛮族クエストが展開されています。
(蛮族クエストの開始方法については、マシューさんの記事をごらん下さい。)

 今回取り上げるのは、『新生編』のシルフ族です。気になる報酬から見ていきましょう。

蛮族クエストの報酬

 日替わり(日本時間の24時更新)で配信される、蛮族クエストを一つクリアした際にもらえるものを短期報酬、相手の評価を上げることによって得られるものを長期報酬として分類し、チェックしていきますね。

短期報酬

 一つクエストをクリアするごとに得られる報酬は、以下の通り。

  • 経験値
  • ギル
  • ベンチャースクリップ
  • アラガントームストーン詩学
  • マテリガ(選択制)
  • 蛮族専用通貨
  • 蛮族友好度

 新生編の蛮族クエストは三つのレベルに分かれています。
便宜的に、初級、中級、上級と分けた時の、細かな報酬の違いは以下の通りです。

【初級:レベル42】
経験値:8797
詩学:5

【中級:レベル45】
経験値:9315
詩学:7

【上級:レベル48】
経験値:10473
詩学:10
マテリガ(選択制)

 上級のレベル48は固定ですが、初級と中級の報酬受け取りレベルは各蛮族でまちまちです。

 報酬受け取りレベルと書きましたが、新生編の蛮族クエストはレベルアジャストがなく、報酬受け取りレベルがあるのみです。
つまり、レベル70の強いジョブでさくっとクリアして、報酬受け取りレベルに達している弱いジョブに経験値を流しこむことが可能です。
また、経験値はレベルごとに固定されています。

 実は、新生編の蛮族クエストは、蒼天、紅蓮編と比べて難易度が高いです。その理由は、

  • 脱出用としてフライングマウントが使えない
  • 狭い通路内に敵が密集しているところが多い
  • そもそもクエスト自体の難易度が高い
  • クエスト対象がfateボスのものがあり、出現が運に左右される

 報酬受け取りレベルにギリギリ達したジョブや、てきとう装備でクエストを進行しようとすると、かなり苦戦すると思うので、レベルの高いジョブでクエストを進行し、欲しいジョブで経験値を受け取ることをオススメします。
なるべく負担の少ないクエストを紹介する予定ではありますが。

 アラガントームスートン詩学が、トークン報酬として用意されています。
報酬受け取りレベルでクエストに挑む場合は、苦戦必至なので割に合わないでしょう。
レベル70ジョブで無双するのであれば、まともな効率で集められるでしょう。

長期報酬

 蛮族クエストをこなし、友好度を上げていくと、買えるものが追加されていきます。

 蛮族経由でしか入手できないものがいくつかありますが、その代表格はやはりマウントでしょう。
個性あふれすぎて困るぐらいのマウントが、それぞれの蛮族で購入できます。

 ちなみに、シルフ族では、

シルフ族 マウント

 グーブーが入手できます。
かわいいようでちょっと怖い。怖いようでちょっとかわいい不思議なマウントです。
見下ろすような騎乗時の視点も特徴的です。
フライングマウントではないので、出番が限られているのが悲しいです。

蛮族クエストは、かかる手間や難しさにバラつきがあるのが特徴です。

 一日に蛮族クエストが受注できる回数は限られているので、面倒なクエストを避け、楽なクエストを選ぶのが良いでしょう。
特に、新生編は友好度が上がると、初級、中級、上級あわせて、九つのクエストが一日に受けられます。
全部受注すると、あっという間に一日の受注権が減ってしまうんですね。

 次に、実体験をふまえたお気軽クエストを紹介してみようと思います。

 三つのレベルに分けられる新生編の蛮族クエストについては、初級から二つ、中級から二つ、上級から二つずつの合わせて六つお手軽クエスト面倒クエストをチョイスしていこうと思います。
(上級に関しては、敵陣につっこむタイプのものが多いですが、その中でも比較的楽なものを選んでいきます)

ぜひとも受けたいお気軽クエスト六選

 お使いや戦闘の回数、難易度、移動距離、クエスト周辺の敵の強さなどをふまえた上で、楽なクエストを六つ選んでみました。

初級「ステキな贈り物」

【解説】
ホウソーン家の山寨近辺で、イベントアクションを複数回行うだけのクエスト。
敵に絡まれる確率もかなり低く、イベントアクションの対象が屋根の上に一箇所あることがわかっていれば、苦もなくクリアできます。

初級「頼もしいオトモダチ」

【解説】
専用マウントに騎乗し、マウントアクションを二回行います。
シルフ族のマップは全体的に道が狭く視界が悪いので、なるべく高めのレベルで進行することをオススメします。
長期報酬として入手出来るマウントを、試乗できるクエストでもあります。

中級「強敵! 毒キノコ」

【解説】
キノコ相手の戦闘を、二〜三回行います。
護衛のように他の敵が控えていることが多いので、適正レベルで行くとからまれて戦闘回数が増えます。
レベル70ジョブでいけば快適にこなせます。

中級「雷はキノコを育てる」

【解説】
イベントアクションを四回行います。
レベルの高いジョブであれば、敵にからまれずイベントアクションだけで終了です。
適正レベルでも進行しやすい方ですね。

上級「最凶! 毒キノコ」

【解説】
シルフ族のクエストはキノコ多めですが、これもその一つ。
悪いシルフ族の陣地奥深くへ乗りこみ、ターゲットのキノコを二つ破壊します。
レベル70ジョブで進行すること前提でオススメしています。
適正レベルでいくと恐ろしい数の敵にからまれるので、報酬と苦労が吊り合わなくなります。

上級「キレイな森をとりもどせ」

【解説】
これも陣地の奥へつっこみ、戦闘を二回、イベントアクションを一回おこないます。
適正レベルだと「お気軽」には進行できないので、レベル70ジョブで進行することをオススメします。
シルフ領は、モルボル系やトード系などクセの強い敵が多く、思った以上に危険なのです。

 次は、なるべく避けたい面倒クエストについてです。

できれば避けたい面倒クエスト六選

 適正レベルでクリアしようとすると、敵にからまれまくる上に、戦闘以外にあれこれしなきゃいけない面倒クエストを紹介。
fateボスは、それ自体の経験値があるものの、出現が運に左右されるのでやっぱりしんどいかと。

 一回受注してからキャンセルすると、蛮族クエスト受注権が減ってしまうので、面倒なクエストは避けるが吉なのです。

初級「怪しいヤツら」

【解説】
イベントアクション後の戦闘を三セット行います。
レベル70ジョブでもそのセット数から、そこそこ手間のかかるクエストです。

初級「ヒミツヘイキを破壊しろ」

【解説】
初級クエストに、まさかのfateボス登場です。
たまたまfateをしてて、目的のアイテムをもっているのでなければ、自分の出せるジョブのレベルに関わらず回避しましょう。
狭い地形での戦闘になりがちで、レベルシンクによって雑魚にもからまれやすいです。

中級「ムーンスポアのしずく」

【解説】
敵にからまれると、やり直しになる確率が高い運搬系のクエストです。
レベル70ジョブでいくと絡まれませんが、移動による手間や時間を考えると、戦闘系クエストで無双した方がはるかに気軽なのです。

中級「危険なカボチャ」

【解説】
これも運搬系のクエストです。
運搬を成功させるための仕掛けも存在するのですが、それを気にしながら進めるのも面倒だったりします。
友好度の上限を解放するためのクエストに、似たようなものがあるので、それの練習だと思って行えば経験が生きるかも知れません。

上級「かわいそうなセンチネル」

【解説】
敵陣の奥深く突入し、戦闘を四回、イベントアクションを三回行います。
さらに移動距離も長めです。
レベル70ジョブでいっても、テンポよく進行できないのはつらいです。

上級「大事なゆりかご」

【解説】
これも運搬系のクエストです。
あなたが真性のマゾであるなら、適正レベルで進行してみましょう。
これも、友好度上限解放クエストの練習としてなら価値があります。

 面倒クエストといっても、シルフ蛮族クエスト内での相対評価なので、一気に友好度を上げたいのなら、臆せず受注しましょう。
ただ、他にやることがあったり、蛮族クエスト受注権を節約したいのなら、避けるとスムーズでしょう。

金策できるかな?

 蛮族クエストで入手できる専用通貨を使って、金策が可能かどうかチェックしていきます。

シルフ族で入手できるもの

 専用通貨の中で、マーケットボードに出品可能、なおかつ価値がありそうなものをピックアップしていきます。

  • 綿糸、綿布
  • 別珍
  • 亜麻糸、亜麻布
  • シルフシルク

 レベル低めではありますが、裁縫で使う素材が入手できます。
特に、シルフシルクは特殊な家具に用いるので、ある程度のニーズが見込めます。
自分が裁縫をやっていて、サブジョブの装備を作る時に素材がちょっとだけ欲しい時にも役立ちます。
マーケットボードだと、ぴったりの数が売ってなかったりしますので。

 次は、ネタとしての企画、「もしもエオルゼアの学生を、シルフ族のとこに無理矢理ホームステイさせたら」です。

レポートオブ無理矢理ホームステイ

 研究室の中で一番野菜が苦手なぼくが、シルフ族への留学生に……、えっ? 留学しつつ番組制作の手伝い?
「良い子のシルフ族が『地野菜FUCCI』という番組を作って、地元をアピールしたいらしいぞ。お前も野菜テンパードになって、ベジタリアンや野菜ソムリエになったりしてな。ガッハッハ!」
 ガッハッハじゃねーよ! 番組制作の経験なんかないし、野菜の知識は、キャベツとレタスの見分けがつくぐらいだよ! 制作のディレクターになったついでに、教授の寝起きドッキリも記録してやる。恥ずかしい記録を未来永劫残してやるぜ!

ホームステイ初日

 向かった先はシルフの仮宿。そう、あくまで仮の宿なのだ。小規模な菜園があるぐらいで、少し離れたところには敵がうようよしている。
 まずは安全に畑仕事ができるよう、棚をめぐらして継続的に使える労働力を……。

 いかんいかん、真面目に開拓してどうする。自分は番組を作るためにやってきたのだ。シルフ族の姿を追ったドキュメンタリー風の何かが作れればよいのだ。FUCCI村をまともに創生しようとしたらいくらなんでも時間と人手が足りない。それでも水路ぐらいひいた方がいいじゃなかろうか……。たとえ独力でも。

ホームステイ三日目

 文献を調べたり、ホウソーン家の人に力を借りながら、小さな水路を引くことができた。農業に詳しいアドバイザーが仮宿を訪れてくれ、その人から指導を受ける。そして、このFUCCI村でFUCCI米を栽培しようという話になる。お米ってあと一週間ぐらいで作れましたっけ? 自分がディレクターをやれる期限を説明したのだが、シルフたちがアドバイザーと盛り上がって大騒ぎをし、誰も話を聞いてくれない。

「こうなったらお米の品評会にも出したいよね」
 農業アドバイザーがどんどん話を大きくしていく。アドバイザーの知人たちが手を貸してくれることになり、地野菜FUCCI村の規模が拡大していく。もはや素人ディレクターの自分では止められない。もう、どうにでもなれ!

ホームステイ十日目(最終日)

 まさか、こんな結果になるとは……。

アドバイザーの知人が、酔って冒険者の女性にキスを迫ったかどで、番組がお蔵入りになってしまった。これまで開拓した成果も、記録には残るが、作品としては公開できないものになってしまった。

 一見、好青年だったアドバイザーの知人男性は、どうやら闇を抱えていたようだ。闇といえば、かわいらしい姿のシルフ族にも悪い子たちがいて、彼らが支配しする領地は、妖しい影をまとっている。ひょっとしたらシルフ族のもつ闇の部分が男性の弱さを引き出してしまったのかも知れない。

シルフ族

 番組として公開することはできないが、FUCCI米の栽培は続けていくという。
 地野菜FUCCI村の制作はコケてしまったが、蛮族はもちろん、人間がもつ闇の部分に触れ、悲しい気持ちになりながらも、人生のもつ複雑さが心にしみた。

 FUCCI米ができあがったら、連絡をくれるというシルフ族やアドバイザーに別れを告げ帰途につく。すっかり土まみれになった両手の指に視線を落とすと、少し目から汗が出そうになった。

−ある学生のレポートより

まとめ

 蛮族クエストの報酬と、おすすめのクエスト、避けたいクエスト、蛮族専用通貨による金策の可能性、蛮族の特徴にまつわる読み物を紹介して参りました。

 蛮族クエストは必須ではないものの、FF14の世界観をより深く味わいつつ、専用のマウントや経験値を自分のペースで入手できるすぐれたコンテンツです。

 蛮族クエストで接するシルフ族は、かわいさ七割、野菜が二割、得体の知れなさが一割といった不思議な面々です。
厄介な運搬クエストが多かったり、初級からfateボスをぶっこまれたりと、一筋縄ではいかない印象です。油断めされぬよう。

 蛮族クエストを効果的に使いたいプレイヤーの、お役に立てたのなら幸いです。

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まふー

コンシューマーで遊ぶことが多いゲーム界のオールドスクールです。キンドル本(主にショートショート)を松本祐一名義で書いています。文章のノリが合う人はそちらもよろしくです!