『FF14』蛮族特集:おもしろ文化が魅力のバヌバヌ族編
はじめに
どーも、幻想薬はまだ使ったことがないまふーです。変えるとしたら体の大きな種族がいいなぁ。
FF14の蛮族をクエスト中心に取り上げてみようと思います。
パッチ4.25の時点で『新生編』が五つ『蒼天編』が三つ『紅蓮編』で二つの蛮族クエストが展開されています。
(蛮族クエストの開始方法についてはマシューさんの記事をごらん下さい)
今回取り上げるのは『蒼天編』のバヌバヌ族です。気になる報酬から見ていきましょう。
蛮族クエストの報酬
日替わり(日本時間の24時更新)で配信される、蛮族クエストを一つクリアした際にもらえるものを短期報酬、相手の評価を上げることによって得られるものを長期報酬として分類し、チェックしていきますね。
短期報酬
一つクエストをクリアするごとに得られる報酬は以下の通り、
- 経験値
- アラントームストーン:詩学15
- 蛮族専用通貨
- 蛮族友好度
蒼天編の蛮族クエストはレベルアジャスト型で、受注した時のレベルにあわせ、敵のレベルが調整され、経験値も増えていきます。下限のレベル50で受注したものより、レベル59で受注した時の方が多く経験値をもらえる仕組みです。(レベル60以上になっても経験値はのびません)
また短期報酬の経験値は、友好度が一定以上を突破するとボーナスがつきます。
クエストを進めたり、報酬を受け取るためには、受注時と同じジョブである必要があります。
レベルアジャストというシステムで気をつけて欲しいのは「クエスト用の敵はレベルの調整が入るが、もともとフィールドにいる敵にはそれが入らない」点です。
たとえばレベル50でクエストを受注すると、クエスト用に調整されたレベル50の敵は倒せても、フィールドにいるレベル50後半の敵にからまれるとフルボッコにされる可能性があります。
レベルの高い敵がうようよいるエリアでクエストを進める場合は、すぐ脱出できるよう、なるべくフライングマウントに乗り、無用な戦闘は避けましょう。
参考までに、どの程度レベルによって経験値の差が出るのか、自分のデータを引っ張ってくると、
- レベル50=約5万7千
- レベル59=約10万
友好度によるボーナスがついた状況での報酬なので、始めたばかりのプレイヤーはこれより低いと思います。
詩学の数は15。楽なクエストを選んでいけば、そこそこおいしい額だと思います。ただ、面倒なクエストばかり受けてしまった場合、その限りではありません。
長期報酬
蛮族クエストをこなし、友好度を上げていくと、買えるものが追加されていきます。
蛮族経由でしか入手できないものがいくつかありますが、その代表格はやはりマウントでしょう。個性あふれすぎて困るぐらいのマウントが、それぞれの蛮族で購入できます。
ちなみに、バヌバヌ族では、
サヌワが入手できます。画像内でもいじっておりますが、けっこうな凶悪フェイスをしてらっしゃいます、決して怒っているわけでも、あなたのお尻に噛み付いてやろうと思っているわけでもございません。持って生まれたお顔なのです。
短期報酬である詩学の数に触れた時「楽なクエスト」「面倒なクエスト」と書きましたが、蛮族クエストはかかる手間や難しさにばらつきがあるのが特徴です。
一日に蛮族クエストが受注できる回数は限られているので、面倒なクエストを避け、楽なクエストを選ぶのが良いでしょう。
次に、実体験をふまえたお気軽クエストを紹介してみようと思います。
ぜひとも受けたいお気軽クエスト三選
お使いや戦闘の回数、難易度、移動距離、クエスト周辺の敵の強さなどをふまえた上で楽なクエストを三つ選んでみました。
お気軽クエスト「柔らかなのを頼む」
【解説】採取を何回か行うだけの簡単なクエスト。移動距離もそこまで長くありません。
お気軽クエスト「負けられぬ戦い」
【解説】パイッサを捕獲する個性的なクエスト。捕獲といっても複雑な仕掛けを用意するわけではなく、現地へ行ってアクションを二回行うだけ。移動距離が長めなのが玉にきず。
お気軽クエスト「バヌバヌ・グンド・フィーバー」
【解説】バヌバヌ族の友好度をあげているうちに入手するエモートを数回使用します。移動距離はそこそこあるものの、戦闘を避けやすいエリアなので進行はしやすいです。エモート後のムービーに刮目せよ!
次は、なるべく避けたい面倒クエストについてです。
できれば避けたい面倒クエスト
fateボスがターゲットとなる新生編には及びませんが、蒼天編にも面倒なクエストは存在します。
一回受注してからキャンセルすると、蛮族クエスト受注権が減ってしまうので、面倒なクエストは避けるが吉なのです。
面倒クエスト「グンドの元気なごあいさつ」
【解説】お使いだけですむものの移動距離が長すぎ、行ったり来たり感が否めないので面倒クエストの仲間入りです。非戦闘系クエストにもけっこう手間の差があります。
面倒クエスト「やっぱりダルメル」
【解説】移動距離もそこそこある戦闘ありのクエスト。レベルが低いとフィールドの敵に苦労するので、その点もマイナス。指定地点を探しているうちにからまれやすいのです。
面倒クエスト「ブンドより青し」
【解説】イベントアクション三回にくわえ戦闘もあります。目標物の配置がわかりづらいのもつらいです。地面だけを探していると一生終わらないクエストです。探す場所の高さを変えてみましょう。
面倒クエストといっても、バヌバヌ蛮族クエスト内での相対評価なので、一気に友好度を上げたいのなら、臆せず受注しましょう。ただ、他にやることがあったり、蛮族クエスト受注権を節約したいのなら、避けるとスムーズでしょう。
金策できるかな?
蛮族クエストで入手できる専用通貨を使って金策が可能かどうかチェックしていきます。
バヌバヌ族で入手できるもの
専用通貨の中で、マーケットボードに出品可能、なおかつ価値がありそうなものをピックアップしていきます。
- バーチ樹液
- スカイルーム(調理師分解用)
ええ、はっきり言ってさびしいです。バヌバヌの蛮族専用通貨で金策をするのは難しそうです。調理師の分解スキルが130近くまで上がっていれば、魚の一種であるスカイルーム分解によってウインドクリスタル、ウォータークリスタル、細砂、ポルチーニが入手できます。分解の手間はかかりますが、クリスタル不足をいくらかカバー可能です。大人しくベンチャースクリップに交換する方がよいかも知れませんね。
次は、ネタとしての企画「もしもエオルゼアの学生を、バヌバヌ族のとこに無理矢理ホームステイさせたら」です。
レポートオブ無理矢理ホームステイ
研究室の中で一番人見知りの激しいぼくが短期の留学生に選ばれてしまった! しかもホームステイ先のアバラシア雲海というところは、浮島で成り立っているらしい。高所恐怖症の自分に対する嫌がらせなのだろうか? その点を教授にきいてみたら、
「高所恐怖症だ? それだったら高所恐怖症克服のレポートもついでに頼むよガッハッハ!」
「ガッハッハ!」じゃねーよ! ぼくはラピ◯タの王族でもないし、飛◯石も所持してないから、足を滑らせたらジエンドだよ! もしもの時にそなえてヒーラーつけてくれよ!
もし何かあったら教授の家をガトリング砲付きパイッサハウスに改造してやる。いまのうちにハウジングと兵器の専門家に連絡をとって……。
ホームステイ初日
景色はいい。バヌバヌ族も体は大きいけど丸っこくてかわいい。だけど、それを台無しにする足場の悪さよ。高所恐怖症のぼくは、まともにフィールドワークができず、さりとて休むためには、いっそう高い位置にあるバヌバヌ族の住居にいかねばならない。頭の中では、オリジナルのゆるキャラ、チェックメイトくんが爆誕し、これまたオリジナルのチェックメイト音頭を踊って、ぼくの衰弱した神経にとどめを刺しにやってくる。
とにかく高所恐怖症がつらい。教授の家をガトリング砲付きパイッサハウスに魔改造したあと、三日三晩ソテーした高所恐怖症を壁という壁に塗りたくってやりたい。あれ? 高所恐怖症ってソテーできるものだっけ? 正常な判断力はどこへ……。
ホームステイ三日目
何度も転落事故を起こしかける。そのたびバヌバヌ族が風裂く雷のような速度であらわれ、ぼくを落下から救っていく。
あまりにも落下の回数が多いものだから、ぼくを助けるのがバヌバヌ族にとって「羽毛なき赤子を救う競技」みたいになっている。
紅白に別れ、お手製のスコアボードを作って、得点を集計しているようだ。手よりも足、足よりも口でキャッチする方が高得点らしい。
しまいには、釣り具でキャッチ、目隠ししてキャッチなどの特殊ルールも追加された。完全にオモチャ扱いだが、ぼくの落下を防いでくれることに変わりはないのでありがたい。
足場の悪いところへ向かうたび、バヌバヌ族のみんなが目を輝かせるのが分かる。遠方の詩人ではないが「悲しき玩具」状態である。まさか自分がゆるキャラのようなマスコットになる日が来るとは……。
バヌバヌ族が必ず助けてくれる安心感からか、高所恐怖症がやわらいできた。まさか教授はこのことを見越して?
いや、あの教授にそんな細やかな気づかいができるはずがない。みんなの分のコーヒーをバケツで用意する男ぞ。
ホームステイ十日目(最終日)
高所恐怖症の克服が主体となってしまい、あまりバヌバヌ族の研究は進まなかった。
落下するぼくを救助する遊びをもとに開発した『バヌッツボール』なる球技が生まれ、全バヌバヌ族に普及していったのは興味深い。新たな紛争解決手段となりうるようだ。太陽の舞の存在といい、基本的には平和な種族なのだろう。
『バヌッツボール』のイメージキャラクターとして「悲しき玩具」ことぼくのイラストが用いられるらしい。とはいえ、バヌバヌ族による造形なので、研究室の誰一人としてあれがぼくだとは気づかぬであろう。
バヌバヌ族にキャッチされた状態で舞い上がった空の青さに別れを告げて帰路へ。みな『バヌッツボール』に夢中で見送りがほとんどなかったのはご愛嬌だ。
−ある学生のレポートより
ついでに狩れるモブハンマップ
蛮族クエストの道中、ついでに狩りやすい雑魚タイプのモブハント対象をのせたアバラシア雲海の地図をおまけとして掲載します。
モブハントの手配書を更新してから、蛮族クエストに着手する癖をつけておけば、よりスムーズに一石二鳥を狙えるでしょう。モブハントの更新も蛮族クエストと同様、日本時間の24時です。
まとめ
蛮族クエストの報酬と、おすすめのクエスト、避けたいクエスト、蛮族専用通貨による金策の可能性、蛮族の特徴にまつわる読み物、ついでに狩れるモブハント用のマップを紹介して参りました。
蛮族クエストは必須ではないものの、FF14の世界観をより深く味わいつつ、専用のマウントや経験値を自分のペースで入手できるすぐれたコンテンツです。
バヌバヌ族は独特の詩的表現や踊りが魅力的で、親しみやすくネタにしやすい蛮族です。とばしがちなテキストも、バヌバヌ族と会話する時だけは慎重に読みこむようにしています。『バヌッツボール』の実装は、FF14のバージョンが2兆ぐらい進んだらあるかも知れませんね。
蛮族クエストを効果的に使いたいプレイヤーのお役に立てたのなら幸いです。
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コンシューマーで遊ぶことが多いゲーム界のオールドスクールです。キンドル本(主にショートショート)を松本祐一名義で書いています。文章のノリが合う人はそちらもよろしくです!
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