『FF14』DPS向上の為に詩人のスキルを初めから意識しよう
どーも! キャラクター作成でネタにはしりちょっぴり後悔しているまふーです。
今回はFF14のレンジ(遠隔物理DPS)のうち吟遊詩人について取り上げていこうと思います。
レベル70時のDPSを向上させるのが目的ですが、ただスキル回しを紹介するのではなく、レベリングの状態から70のスキル回しを意識できるよう、パズルのように分解し、それぞれのパーツをどのレベル帯で習熟した方がいいのか考察していきます。
困難は分割せよ? パーツに分けるスキル回し
まずは用意した画像をごらんください。
レベル70時のスキル回しをパズルのように考え、分解しております。以下のような考え方でこのパーツ分けをいたしました。
- 習得レベルや性質の近いスキルやアビリティを一つのパーツとしてまとめる
- 関連するスキルやアビリティを含むパーツはなるべく隣接させる
- 重要なパーツはなるべく大きく表示する
詩人に関してはAからFにパーツが分かれました。Aが一番の基礎的なパーツで、Fがレベル70時に習得するラストピースといったところ。
早速、一番の基礎となるパーツAから見ていきましょう。
パーツA(レベル帯:1〜30)
詩人の基礎となるDoT(継続ダメージ)を学ぶパーツです。ターゲット情報、もしくはフォーカスターゲット情報で二種類のDoTの残り時間を確認するところまで身につけておきたいです。
また、ストレートショット使用によるクリティカル上昇バフの管理や、ヘヴィショット使用時に20%の確率で起こるプロックにもなれておきましょう。
パーツAに含まれるウェポンスキルやアビリティは以下の通り
【ウェポンスキル】
- ヘヴィショット(プロックあり)
- ストレートショット(自己強化バフあり)
- ベノムバイト(Dotのはじまり)
- クイックノック
- ウインドバイト(Dot追加)
【アビリティ】
- 猛者の撃
- ミザリーエンド
- ブラッドレッター
- リペリングショット
参加想定コンテンツ
- レベリングルーレット
- 冒険者小隊
- ギルドリーヴ
- 死者の宮殿
- fate
レベル14になるまではレベリングルーレットに参加できないので、そこまではギルドリーヴやfate、DDと略される死者の宮殿でレベル上げをします。
ギルドリーヴはソロで行うのが基本なので、これを行って経験値を稼ぎながらターゲット情報やフォーカスターゲット情報を自分の確認しやすい位置に調整するとよいでしょう。(PT中だと途中でHUD調整が難しいため)
また、ヘヴィショット、ストレートショット、ブラッドレッターはプロックが関係するスキルなので、確認しやすい場所にまとめて配置するとあとあと楽になります。ストレートショットによるバフも見やすい位置に配置しましょう。
パーツB(レベル帯:30〜52)
レベル30になるといよいよ歌を覚えます。また、レンジのロールアクションも豊富になるので、PTリストも意識したいところです。
パーツBに含まれるものは以下の通り。
【アビリティ】
- 賢人のバラード(2)
- 乱れ撃ち
- 軍神のパイオン(3)
- レイン・オブ・デス
- 旅神のメヌエット(1)
- ピッチパーフェクト
三種の歌を解説
30で詩人は基本となる三種の歌を覚えはじめ、52で全てがそろい、常に何かしらの歌を使用しているジョブとなります。(以降、基本となる三種のうたを基本うたと略)
歌の基本効果は範囲内PTメンバーのクリティカル率2%アップです。そして歌の効果中は自分が敵に付与したDoTのクリティカルでプロックやバフが発生します。
詩人が常にDoT二種類を入れ続け、なおかつクリティカルが重要となる所以です。歌の優先順位は【アビリティ】のところにある()内の数値の通りです。
相手が複数の時だけ賢人のバラードが旅神のメヌエットを逆転します。軍神のパイオンは悲しき定位置です。
それでは三種の歌の性質をそれぞれ見ていきましょう。
賢人のバラード
DoTクリティカルでブラッドレッターおよびレイン・オブ・デスのリキャストが戻る仕様です。(ブラッドレッターとレイン・オブ・デスはリキャストタイムを共有)
複数の敵に対しレイン・オブ・デスをばらまく時に輝きます。DoTのクリティカル連発でガンガンリキャストが戻る時は、DPSは上がるもののモグラ叩きをしているような感覚に襲われることも。
相手が単体の時は永遠の二番手となります。その時はブラッドレッターをうちこんでいきます。
軍神のパイオン
DoTクリティカルでAAやキャストタイム、リキャストタイムが4%短くなるバフがつきます。このバフは4つまでスタックします。
バラード時のモグラ叩き的忙しさはないものの、スタックするうちにGCDやリキャストが短縮されじわじわ忙しくなるので『いまからピークを迎えるであろう飲食店の空気』的なものを味わえます。
とはいえ、DPS的には旅神のメヌエットが優先されるので、そちらのリキャストが戻り次第打ち切られる悲しい歌です。
何の因果か、この歌を使う時に「パイオンパイオン!」と叫んでしまう自分がいます。VCの向こう側にいる人たちにはいつも迷惑をかけております。この場を借りて謝罪します!
三つの歌の中で優先度が一番低いです。
旅神のメヌエット
DoTクリティカルで専用アビリティのピッチパーフェクトが撃てるようになります。これは三つまでスタックし、もちろんスタックすればするほど威力が上がります。
なるべく三つためてから撃ちたいところですが、もうすぐメヌエットが切れる時など、とりあえず撃つこともあります。
複数の敵がわらわら出現するのでなければ、最優先で使います。ピッチパーフェクトのことを「ぴっちゃん」と呼ぶわたしは、たまに「ぴっちゃん来ない! 全然ぴっちゃん来ない! どーしたの? ぴっちゃんお留守なの?」と叫ぶことがあります。VCの向こう側にいる人たちにはいつも迷惑をかけております。この場を借りて謝罪します!(250文字ぶり二度目の謝罪)
参加想定コンテンツ
- レベリングルーレット
- アライアンスルーレット
- 50・60ルーレット
- 冒険者小隊
- 死者の宮殿
- 討伐・討滅戦ルーレット
- 蛮族クエスト
- ギルドリーヴ
- fate
三つの歌をきっちり回す練習をしておきたいところですが、レベル52未満で参戦することが多くなると思います。(レベル50にシンクされて参加するコンテンツが多いため)
基本うたを回す練習だけ考えると、レベル52以上で突入できるfateが向いているかも知れません。
パーツBでは歌の管理(効果時間を見やすい位置に配置しましょう)が追加され、賢人のバラードで急にリキャストが戻った時の対応も出てきます。ここを乗り切れるかがきちんとDPSを出せるかの山場です。
パーツC(レベル帯:35〜55)
パーツBまでに詰めこみすぎたので、今回は大人しめです。とはいえ、もちろん習熟しておきたい課題はあります。
パーツCで取り上げるのは以下の通り、
【ウェポンスキル】
- エンピリアルアロー(ほぼアビリティ扱い)
- 魔人のレクイエム(正確には魔法)
【アビリティ】
- バトルボイス
オフェンス系の特殊な歌が二つと、独自リキャストタイムをもつウェポンスキルが一つです。パーツBとほぼレベル帯がかぶるんですが、ここで覚えて欲しいのは、攻撃支援の意識や、ウェポンスキルの間にアビリティをはさむことです。
特にエンピリアルアローは威力が高いので、当分は乱れ撃ちとセットになることが多いと思います。ウェポンスキル→乱れ撃ち→エンピリアルアロー→ウェポンスキルの流れを身につけておきましょう。
オフェンス系の特殊な歌を解説
パーツBでは三種の歌を常に使い続ける件を書きましたが、パーツCの歌は勝手が違います。その特徴を説明していきますね。魔人のレクイエムとバトルボイスの二種をオフェンスうたと呼ぶことにします。
バトルボイス
範囲内のPTメンバーのダイレクトヒット率を15%上昇させる強力なアビリティです。効果時間は20秒。リキャストタイムが180と長く、また基本うた使用中でないと利用できません。
ボス戦の開幕に使います。
魔人のレクイエム
周囲の敵の被ダメージを3%上昇させ、詩人のMPが尽きるまでその効果は続きます。これも開幕で用います。
この歌だけキャストタイムがあり、詠唱が終わる前に移動すると中断されてしまいます。
短期決戦ではこれにロールアクションのリフレッシュをあわせてもいいですが、基本はレクイエムを歌いきってMPがゼロになった時、ヒーラーなどのカバーも兼ねてリフレッシュを入れます。
参加想定コンテンツ
- レベリングルーレット
- アライアンスルーレット
- 50・60ルーレット
- 冒険者小隊
- 討伐・討滅戦ルーレット
4人PTより8人PTで力を発揮しやすいです。そしてソロのコンテンツはオフェンスうたがほぼ無力化するので想定コンテンツから外しました。
オフェンスうたの管理はそこまで気を使うものでもないので、ウェポンスキルの間にアビリティを挟むのが主眼でしょうか。また魔人のレクイエムを使うようになったことで、強力なロールアクションであるリフレッシュをそちらに回す選択肢も出てきました。戦況をみながら判断しましょう。
パーツD(レベル帯:58〜66)
レベル52でオフェンスうたが出揃ったあと、ディフェンス系の歌が追加されていきます。(以降ディフェンスうたと略します)通常のIDでも使う機会があるので、レイドのような高難易度コンテンツに行く気がない人でも軽く触れておいた方が良いでしょう。
パーツDで取り上げるのは以下の通り、
【アビリティ】
- 時神のピーアン
- トルバトゥール
- 地神のミンネ
このディフェンスうた三種について早速説明していきます。
ディフェンスうた三種解説
タンクやヒーラーが喜ぶディフェンス系の支援うたは次のような効果をもっています。
時神のピーアン
自身を含むPTメンバーのデバフを取り除く。取りのぞけるデバフがなかった場合は、30秒間デバフの予防をします。
エスナで解除できるデバフを詩人も取り除くことができます。なおかつ予防することもできるすぐれものです。
トルバトゥール
自分と周囲のPTメンバーに対し、基本うたの種類に応じて追加効果を発生させます。(もちろん基本うた効果中にしか使えません)
- 賢人のバラード=最大HP15%上昇
- 軍神のパイオン=被物理ダメージ10%軽減
- 旅神のメヌエット=被魔法ダメージ10%軽減
地神のミンネ
自身を含むPTメンバーのひとりに、受ける回復魔法の効果を20%上昇させる効果を付与。リキャスト45の効果時間15。
リキャストごとにタンクへ贈ります。
参加想定コンテンツ
- レベリングルーレット
- アライアンスルーレット
- 50・60ルーレット
- 討伐・討滅戦ルーレット
- 蒼天以降の蛮族クエスト(練習用)
- モブハント(練習用)
パーツDではPTリストをこまめに見られるようにしておきます。リストから対象プレイヤーを選ぶ動作も必要です。
ピーアンもミンネもほぼタンク用なので、マクロを組んでもいいのですが、ILが低いためか全体攻撃時のダメージが一人だけ大きいプレイヤーがいたら、その人にミンネを送るケースもあるので、PTリストから選択できるようになった方が良いでしょう。
トルバトゥールをレイド用にきっちり使いたい場合は、タイムラインを把握し、それにあわせて基本の歌を使う順番を調整する必要があります。(自分はやったことないっす)
PTリストのチェックや操作だけなら、蛮族クエストやモブハントにチョコボをつれて、状態異常きたらピーアン、リキャストごとにミンネ、痛そうな攻撃の前にトルバトゥールなんて練習もありだと思います。きっとチョコボも喜びます。
パーツE(レベル帯:56〜64)
パーツEに含まれるのは以下の通り、
【ウェポンスキル】
- アイアンジョー
- コースティックバイト(ベノムバイト上位版)
- ストームバイト(ウィンドバイト上位版)
【アビリティ】
- サイドワインダー
このパーツはDoTに関する追加と変更を含んでいます。そして基本的にはDoT二種の管理が楽になる、プレイヤーにやさしいピースです。
DoT二種の上位版が導入されたことで効果時間がのび(18→30)、なおかつアイアンジョーで二種を一気に更新できるようになります。
アビリティのサイドワインダーを60秒周期で撃つルーチンが追加されますが、DoTの使いやすさ向上を考えると大した負担ではありません。
パーツEの導入でDoT管理は完成します。この時点でDoT二種をぽんぽん切らすようだったら、ソロ用コンテンツで経験値とプレイヤーとしての熟練度、セントリオ記章や蛮族の友好度、詩学を集めておきましょう。CFでのコンテンツよりは、ずっと気楽に練習ができます。
参加想定コンテンツ
- レベリングルーレット
- アライアンスルーレット
- 50・60ルーレット
- 討伐・討滅戦ルーレット
- 蒼天以降の蛮族クエスト(練習用)
- モブハント(練習用)
いよいよラストパーツの登場です。パーツFでいよいよパッチ4.2でのレベル70詩人のスキル回しが完成します。
パーツF(想定レベル:70)
ラストピースであるパーツFに含まれるのは以下の通り、
【ウェポンスキル】
- リフルジェントアロー(ヘヴィショットからのプロックのみ)
【特性追加】
- エンピリアルアロー効果アップ(エンピリアルアロー命中時、三種の基本うたでプロック、バフが確定で追加)
「たった二つ?」とお思いかも知れませんが、これがけっこう曲者なんです。単純に忙しくなるってのもあるんですが、判断材料が増えるってのも大変なんです。
これまでエンピリアルアローにあわせてきた乱れ撃ちを、リフルジェントアロー(ヘヴィショット命中時20%の確率でプロック)のためにとっておくかどうか判断しなきゃいけませんし、賢人のバラード使用時、ブラッドレッターのリキャストが自然と戻りそうな時にどうするかも考えなきゃなりません。
リキャストの残り時間を見て判断するというこれまであまりなかった、とはいえDPS向上のためには無視できない要素が最後の最後で登場なのです。
参加想定コンテンツ
- エキスパートルーレット
- レベル70ルーレット
- ノーマル難易度レイド
- 高難易度レイド
- アライアンス・レイド
- 木人討滅戦(練習)
もう一度スキル回しパズルに登場してもらいましょう。
パーツに分解した要素が組み合わされ、レベル70時のスキル回しができあがります。
では実際のスキル回しを見ていきましょう。
レベル70時の木人戦開幕スキル回し
※がついているスキルはアビリティまたはアビリティ扱いです
魔人のレクイエム |
ストームバイト |
ブラッドレッター※ |
猛者の撃※ |
コースティックバイト |
旅神のメヌエット※ |
バトルボイス※ |
ストレートショット |
エンピリアルアロー※ |
アイアンジョー※ |
サイドワインダー※ |
【ヘヴィショット→ヘヴィショット→ヘヴィショット→ブラッドレッター※→ヘヴィショット→ヘヴィショット】 |
乱れ撃ち※ |
ヘヴィショット |
アイアンジョー |
(以降、歌を切り替えながらリキャストが戻ったアビリティを使用していく) |
- 【】内でリフルジェントアローがプロックしたら乱れ撃ちはリフルジェントアローに用います。
- DoT発生によるピッチパーフェクトは、なるべく三つスタックして威力が最大になってから用います。
- 歌を回す順番はメヌエット→バラード→パイオン。パイオンの途中でメヌエットが使えるようになるので、パイオンは『週間少年ジャン◯』の新連載よりも無慈悲に打ち切ります。
- DoT二種と基本うたは同じ30秒周期なので、歌切り替えの前にアイアンジョーで更新すると漏れが少なくなります。(ただしパイオン打ち切りのため二周目でずれます)
- 木人戦において、バトルボイスは無意味ですがPTで戦うことを想定して組みこんでおります
- VCにおいて自分が「パイオンパイオン」だの「ぴっちゃん」だの連呼している相手は身内です。オンライン上で知り合ったプレイヤー相手に連呼するほどはっちゃけキャラではありません。
- 「ぴっちゃん」を呼ぶ際には、知人の竜騎士や学者を招き、クリティカル上昇メシを用意すると現れやすいでしょう。
まとめ
レベル1から70まで詩人を育てるプレイヤーに向けて、レベル70時のスキル回しを分解、それぞれ習熟したい要素を解説してきました。70になってから一気にマスターしようとするよりは、パーツを組み合わせていくこちらのやり方の方がやさしいんじゃないかと思います。どこに問題点があるのか、どのパーツが苦手なのか把握しやすいかなと。
参加想定コンテンツはルーレットボーナス狙いのレベル上げ優先に設定させていただきました。
高難易度コンテンツにばんばん参加しているわけでもない、試行錯誤の段階にあるレンジの書いた文章におつきあいいただきありがとうございました!
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コンシューマーで遊ぶことが多いゲーム界のオールドスクールです。キンドル本(主にショートショート)を松本祐一名義で書いています。文章のノリが合う人はそちらもよろしくです!
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