PUBG JAPAN SERIES αリーグ Phase2のハイライトと結果
タイトル画像からネタバレ感が出ていますが、先日、PJSαリーグ Phase2の最終戦が「LFS 池袋 esports Arena」で行われました。
Phase2はPhase1と同様に面白い試合展開が続き、観戦しがいのある大会だったと思います。
今回はそのPhase2のハイライトと結果、見どころなどをざっくり紹介していきます!
Phase1についても以前記事にしたので、過去の結果が気になる方はこちらもどうぞ。
Phase2 最終順位:1位はUSG_Hyster1cJam
Phase2は上位から中位までのポイント差が小さめで、最終戦が終わるまで順位の予想が難しい大混戦となりました。
そんな中、優勝を勝ち取った「USG_Hyster1cJam」は高順位を獲得し続ける高い安定感を見せてくれましたね。また、個人的に優勝候補筆頭だと思っていた「SunSister Suicider’s」は、立ち上がりこそスロースタートだったものの、大会の日程が進むに連れて順位を上げてきました。
そしてPhase2を見ていて漠然と感じたことなのですが、Phase1のときよりもチーム間の力量差が縮まってきているように思いました。
当然のことではあるのですが、αリーグ予選大会あたりの頃と比べると、どのチームも段違いに成長しています。
新参5チームは大苦戦
入れ替え戦で新たに加わった「RozenMaiden」「Dimension-3」「THE SHABLES」「Zaphkiel Gaming」「バナナマン」の5チームはかなり苦しい順位となってしまいました。
こればかりは仕方のないことなのですが、Phase1を越えてきた他チームに比べて、オフライン大会独特の雰囲気に不慣れなことも不振の原因なのかなとも思います。
残留することのできた「THE SHABLES」と「Zaphkiel Gaming」の2チームには、今後開催が予定されているβリーグでの追い上げを期待したいですね。
そして表を見てわかるように「RozenMaiden」は0ポイントとなっていますが、これは規約違反で選手が失格となってしまったためです。
詳しくはPUBG公式サイトに情報が載っているので、気になる方はこちらをどうぞ。
新コーナー「PJSワンポイントレビュー」
Phase2では各試合の終了後に、abaraさんが試合中の各チーム立ち回りを解説してくれるコーナーが新設されました。
abaraさんはオーバーウォッチの強豪チームで選手としてプレーしていたことがあり、最近はPUBGの実況・解説などを行っている方です。
試合終了後すぐのコーナーだったのですが、あの短時間であれだけわかりやすい解説を組み立てるのはスゴイです。
言語化するだけじゃなく、マーカーを引くなどして理解を助ける工夫もされていました。
海外の大会などでもこういった解説はよく出てきます。こういった新たな試みがあるとPJS運営チームの大会をより良くしていこうという意気が感じられますよね。
ちなみに画像は、サンシスが安全エリアから大きく外れた位置に降下してしまった際、リスクを覚悟で橋まで移動して本島・軍事基地どちらにエリアが傾いても対応できるように動いていたことを解説していたシーンです。
何気なく配信を見ているだけでは絶対に気づけない深い考察だと思います。
検問を咎めるための『索敵』
配信でも言われていましたが、本大会で特にキーワードとなっていたのが「索敵」です。
こちらは野良連合 白虎組のsat0選手がチームと別行動で検問をしている場面です。
この後、「DetonatioN Gaming」が橋を通るために索敵要員としてバイクに乗ったメンバーを1人出します。
バイクに乗ったメンバーをカバーするために、トラックを警戒しているのがわかりますよね。
このように索敵、それをカバーする後方の味方という布陣が本大会では数多く見られました。
橋を攻めるとき以外でも、例えば最終安全地帯に入るためにエリアの端から寄っていく場面で、この「索敵」&「カバー」という動きは非常に強力です。
しかし、この検問のシーンではsat0選手がバイクに乗った1人には敢えて手を出さず、警戒を緩めさせたところで後から通過を試みた3人を狙い撃ちすることに成功しました。
そして直後に「野良連合 白虎組」の残りのメンバーがsat0選手をカバーするように車両で現れます。
チームでどのような意図を持って1人検問を置いていたのかはわかりませんが、もしかしたら野良連合側は橋を安全に渡るための索敵要員としてsat0選手を検問ポジションに向かわせていたのかもしれませんね。
ノルマンディー上陸作戦
↓13秒後↓
これは最終安全地帯が軍事基地側の海岸となってしまったために、マーメイドが大量発生しパルスに見放された場面です。
Phase1でも似たような場面はありましたが、Round7のこの局面はあまりに酷すぎました(笑)
良くも悪くも見どころという点では間違いなくこのシーンがNo1でしょう。
恐ろしいほどのグレネード精度
これは「Rascal Jester」のtakomayo選手がダチアの裏に隠れている「CYCLOPS athlete gaming」のkimari選手に向けてグレネードを投げているシーンです。画像を見てわかるようにかなりの距離が離れていて、takomayo選手もジャンプしながらグレネートを投げています。
これが見事ヒットし、kimari選手はダチアの横に吹き飛ばされ、直後に銃撃によりダウン。
試合を決定づけるようなシーンではないのですが、個人的にこのシーンは見ていて興奮しました。
まとめ
- Phase2を制したのは高い安定感で順位を維持したUSG_Hyster1cJam
- Phase1よりもチーム間の実力は拮抗していた。
- キーワードは「索敵」
βリーグの詳細情報は近日発表とのことで、まだ詳しいことはわかっていません。
しかし、こちらのアナウンスの内容を見るにTPPだけでなく、FPPも大会ルールに盛り込む可能性があるようです。
砂漠MAPは個人的に好きじゃないので、大会MAPにはしなくてもいいかなーという気がしますね(笑)
それとPhase2の配信中に流れるCMがあるんですけど、協賛企業が増えた影響かどうかはわからないのですが、CMの種類が以前よりも増えたような?
大会で使用しているデバイスも協賛企業のものだそうですし、そのデバイスの紹介もありました。
↓こんなにたくさん。
大会スポンサーが増えて、大会が盛り上がって、プレイヤーが増えていって、また大会スポンサーが増えてと、良い循環が生まれてくれるといいですよね。
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1992年生まれのポケモン世代で、かれこれ20年はゲームで遊んできました。面白いことはより面白くなるように、タメになる話はより深く掘り下げて紹介できるよう精進して行きます!
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