『LoL』新モード「CLASH」がeスポーツを身近にしてくれる5つの理由

Clash
2018年5月17日、『リーグ・オブ・レジェンド』において、5人チームで参加する新しい競技モード「CLASH(クラッシュ)」を2018年5月25日よりスタートした。

今回の記事は、「CLASH(クラッシュ)」に関して紹介していく。

CLASHの概要

Clashは、2018年5月25日から開催されている隔週でトーナメントが開催される競技モードであり、5 人でチームを組んで同じスキルレベルのチームと対戦する大会だ。

3日間開催されるClashだが、3日間すべて参加する必要はないため、チームメンバーと予定を照らし合わせて参加して欲しい。

 初日は4チームからなるブラケットで始まり、両方の試合に勝利した場合に、次の日に勝利チームのみが参加する8チームでのブラケットへと進むことが出来る。

ここでもすべて勝利すれば、最終日に16 チームのブラケットに参加して、最高賞品獲得をかけた戦いに挑むことが出来るのだ。

 Clashの4チームのブラケットの対戦は金曜日、土曜日、日曜日のいずれの日からでも開始可能だが、トーナメント全体で優勝するには金曜日からすべての日に参加する必要がある。

チームが敗退すると、それまでに獲得した報酬を受け取ってそのトーナメントからは脱落となるが、次の日には再び参加して、新たなブラケットでさらなる報酬を獲得できるので、参加を悩んでいるあなたも気軽に参加してみてはどうだろうか。 

参加資格

参加資格
参加条件は4つある。

  1. レベル30に到達している
  2. 少なくとも1つのサモナーズリフトのランクキューで振り分け戦を完了している
  3. 名誉レベル2以上である
  4. LoLのアカウントをSMS(Clash 独自の新機能)で認証済みである

特に名誉レベル等は、1日や2日で上げられるものではないので、常日頃の言動には注意しよう。

チーム結成、参加までの流れ

チーム
 Clashではチームのキャプテンがメンバー追加、削除の権限を持つ。

キャプテンがClashトーナメント開催前の月曜日からメンバーを招待できるようになり、その週で使用するチーム名、ロゴ、タグを決定できる。

ちなみに全チームメンバーがチケットを1枚以上所持していないと参加できないため注意が必要だ。

 チケットは、Clash期間中専用のイベントやゲーム内マネーであるブルーエッセンスで購入することで手に入れることが出来る。

チケットが余った場合は、チームメンバーにClash参加権を譲渡することもできる。

エントリーは勝ち続ける限り続いて、負けた場合、再度参加するには追加でチケットが必要となり、使いきれなかったチケットがある場合には、次回に持ち越すことが可能だ。

参加、登録が終了したらブラケットに振り分けられ、その週末中のチームメンバーや対戦相手が固定される。

ちなみにこちらのURLで、Clash参加から決勝戦までの流れを体感することが出来る。

対戦までの流れ

ログイン

 まず対戦当日にはチームメンバー全員がそろったか確認するために、試合開始前の30分間にメンバー全員が「ロックイン」する必要がある。

1人でも欠けると不戦敗となってしまうため時間には余裕を持とう。

 ランクとはまた別に、週末を通してのティアがチームごとに割り当てられる。全チームがティア4から1に割り振られ、下位になるほどチームは増える。チームにプレイヤーを追加或いは除名することでチームのティアは変化する。

個人のティアは、フレックスまたはソロ/デュオのランクによって決まり、チームのティアはチームメンバーのティアの加重平均で決まる。

もっともランクの高いプレイヤーに大きな比重が置かれているため、メンバー間のランク差が激しいと、自分たちよりも強い相手と対戦させられる可能性が高まる

週末を通してティアが異なるチーム同士が対戦することはないので、ティアごとにまったく別のトーナメントが行われていると考えると理解しやすい。

スカウティング

 さて対戦相手とマッチングした後は、「スカウティング」が始まる。

対戦相手がランクゲームでもっとも多くプレイしているチャンピオンの勝率とKDA、マスタリー(使用すると溜まっていくポイント)がもっとも高いチャンピオン、過去のClashにおける戦績を確認することが出来る。

ここでしっかりピックバンを固めていこう。気分はプロチーム!

スカウティング

チャンピオン選択

 相手の得意チャンピオンを把握した上で、続くはチャンピオン選択。

ここで使われるピック形式は、プロシーンで使われているドラフト形式と同じで、バンフェーズとピックフェーズが2回ずつ行われるものだ。

通常のランクゲームと違ってバンを行うのは全てチームキャプテンが行うため、途中でトイレに行くことが無いように注意しよう。

Clashではすべてのチャンピオンが無条件で解除されているため、ランクゲームのように「○○ってチャンピオン持ってる?」等と尋ねて回って行う複雑なチャンピオン交換を行う必要も、Clashでチームメイトに回すために使ったことのないチャンピオンを解除する必要はないため安心だ。

ちなみにチャンピオンをピックせずに時間を超過してしまうと、ランダムでチャンピオンが選ばれてしまうため注意!

サドンデス

 Clashには「サドンデス」という特別なルールがある。

全試合の最長時間を固定するための処置で、60分以降タワーがとても破壊しやすくなり、65分以降タワー、インひびタワー、ネクサスタワー、ネクサスの順で一定の割合ダメージが入っていき、70分までには必ずどちらかが勝利する、というものである。

滅多に見ることはないと思うが、留意しておきたいルールである。

賞品

トロフィー
 公式イベントであるClashには、当然商品がある。

 まず参加賞として、トーナメントの敗退あるいは、優勝が決まったタイミングで全員がClashオーブを受け取ることが出来る。

オーブには、XPブーストと次のClashトーナメントで使用可能なチームロゴが含まれている。

 次に、勝利するたびに獲得できるヴィクトリーポイントとの交換で解除できるフラッグがある。

フラッグは新たなタイプの報酬であり、サモナーズリフトの自分のレーン上とプロフィール画面に表示されるものだ。

 そして栄えあるブラケット優勝者には、トーナメントのテーマに合ったトロフィーが進呈される。

これはトーナメント終了から2週間の間、今までに獲得した中で最高位のトロフィーがネクサスの隣に飾られるものだ。みんなの注目の的となること間違いなしだ!

CLASHがeスポーツを身近にしてくれる5つの理由

5つの理由
 Clashに参戦し、そののちにLeagueU開催のJCG UGに参加した私はこう考えている。

観戦に興味のない人へのアプローチ

プロシーンを観戦してきた際、見続けてきたあのピックバン形式を体験することが出来るため、プロになったかのような気分が味わえた。

これは観戦に興味の無かった人々へのアプローチになりうる。

気軽に参加できる

気軽にトーナメントという大会形式を味わうことが出来る。

大会の責任感、緊張感のようなものを食わず嫌いしている人がいると思う。

実際、以前の私はそうだった。

ぜひ一度触れてもらいたい。

緊張感を楽しめる

ランクゲームとはまた違った緊張感を「気軽に」そして「身近に」楽しむことが出来るため、Clash以外の大会でもそういった緊張感を味わいたくなる。

あの緊張感が忘れられず、私はJCG UGへの参加を決意することとなった。

モチベーションが上がる

個人個人のランク制限を設けた大会と違い、公式による精査の入ったフェアな大会が毎週のように開催されることは、既存プレイヤーたちのモチベーション、ひいてはレベルの向上を引き起こすこと間違いなし。

ケインコスギさんも真剣勝負

ケインコスギ
俳優であるケインコスギさん率いるteam perfect bodyの参戦により、今までLOL、ひいてはeスポーツといったジャンルを注視していなかった方々がeスポーツに触れる機会となる。

ケインコスギさんのTwitch

まとめ

 とても魅力的で楽しかったClashだが、残念なことに様々なサーバーで不具合が発生してしまったため、第1週目以降開催されていないが、日程は未定であるもの復旧次第再開していくとの発表がなされている。

気軽に大会形式を味わえる画期的な取り組みであるClashは、LoL界隈のみならずeスポーツ業界に大きな影響を及ぼすこと間違いなしである。

来たるべき再開催まではまだ時間があるため、興味のある仲間を集め、腕を磨き力を蓄え是非とも参加してみて欲しい。

squall

ゲームばかりしてきた経歴を活かすべく、ゲームライターという機会を与えていただきました。主に、eスポーツに関する記事をお届けしていきたいと思います。

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