【FF14】パズルのように分解した機工士のスキル回しを木人で計測
どーも、理数系ではないもののデータ集めが好きなまふーです。
今回は以前紹介した下記の記事
を補足する企画です。実際にパーツを一個ずつ追加しながら木人を殴り、どのパーツがどれくらいのダメージを担っているか計測してみようと思います。
各パーツ追加ごとに五回計測し、そのうちの一回は参考動画としてアップロードします。
計測に使う木人は『極白虎征魂戦』のもので、武器、平均ILともに340です。10回以上連続で破壊に成功し、一番遅いもので残り3秒、早いもので残り14秒ほどです。
全てのパーツがそろった時に与えるダメージを100%と仮定し、木人の残りHPからそのパーツが担うダメージ割合をふんわりと計算していきます。
まずは一番の基礎となるパーツAの登場です。
パーツAの与ダメージを計測
パーツAが含むものは、基本コンボとなるスプリットショット、スラッグショット、クリーンショットのWS三つと、攻撃力アップのバフがつくWSのホットショット、そして特殊弾を装てんするリロード、クイックリロードのアビリティ二つです。
ここでつまづくと、機工士はおろか他のDPSをやるのもしんどいですぞ! もし機工士や詩人のようにランダムプロックが苦手なのなら、プロックがないジョブを選ぶとよいかも知れません。
実際にパーツAだけで木人を殴った動画を、参考までにのせておきます。
木人の残りHPは約40%でした。全てのスキルを使ったダメージを100とすると、その半分以上を、基本WSとホットショット、二つのリロードやAAが担っていると言えます。
五回分の計測データは以下の通り。
パーツAのみで挑んだ木人の残りHP%発表
【パーツA】ホットショット、リロード、クイックリロード、1、2、3(スプリット、スラッグ、クリーンショット)のみの木人残りHP
-
40%
40%
40%
39%
40%
ある程度プロック運やダイレクトヒット、クリティカル運に左右されそうなものですが、あまりダメージの波はありませんでした。
特殊弾のない、素のスラッグショットでクリーンショット効果アップがプロックすると、WFやOHまわりのタイミングにズレが生じるので、そのようなズレと縁遠いシンプルな環境が、安定したダメージを演出しているのだと思います。
パーツA+Bの与ダメージを計測
パーツBの追加によってWFが加わります。WFと同じリキャストタイムをもつ、整備やラピッドファイアとセットで運用します。
WFの10秒間に全ての攻撃能力をつぎこむのが機工士のスタイルなので、レベル70のWF時は怖ろしく忙しいです。
このパーツBでもその片鱗を味わえます。リロード後に1-2-1でプロックさせたあと整備+WF→3→クイックリロード+ラピッドファイア→2→3→1連打(プロックしたら2や3に進みます)と続きます。
WFの間にホットショットが切れないようコントロールする必要もあります。このWFの壁が突破できないと、機工士で火力を出すのは厳しいです。
レベル70時のスキル回しがぐちゃぐちゃになる人は、まずWFの基礎ともいえるパーツA+Bをスムーズにこなせるようになりましょう。
一つの壁であるWFがどれくらい火力の底上げをしてくれるのか動画を紹介し、その後5回分のデータを見てみましょう。
パーツA+Bで挑んだ木人の残りHP発表
参考動画を紹介します。パーツAの計測ほど退屈せずにはすみましたが、GCD食いこみやベストのタイミングでホットショットを更新できないなどのミスも少し出ました。
【パーツA+B】WF、整備、ラピッドファイア追加時の木人残りHP
-
36%
33%
34%
35%
33%
悲しいかな思ったよりダメージが上がっていません。パーツAより5%以上アップしましたが、操作難易度の上昇に見合った上がり方がじゃないですね。とはいえ、WFなくして機工士は語れませんし、のちのちOHと組み合わせることによって真価を発揮するので、ここでがっかりしてはいけません。WF+OHがズッ友でいられる検証データも偶然とれたので、期待していてください。
パーツA+B+Cの与ダメージを木人で計測
WFのダメージ上昇率に肩透かしをくらってしまいましたが、パーツCで加わるタレットとハイパーチャージはどうでしょうか?
タレットもWF同様、機工士の代名詞みたいなもんです。気になる計測結果を見てみましょう。
パーツA+B+Cで挑んだ木人の残りHP発表
まずは参考動画を紹介します。タレットを設置し、リキャスト120秒のハイパーチャージをするだけなので、別段忙しくなるってことはありません。まずは動画紹介です。
そして5回分のデータを並べます。
【パーツA+B+C】タレット、ハイパーチャージ追加時の木人残りHP
-
21%
20%
21%
19%
19%
なんと、15%ほどダメージが増えています! タレット万歳! ハイパーチャージ万歳! WF中に火力を詰め込まなくても、忘れずにタレットを出し、ハイパーチャージをきっちり使うだけで、70%程度の火力は確保できそうです。
「あれ? WFって大したことない?」
なんて思わないくださいね。OHとあわせることできちんと火力が出るようになります。次のパーツDではヒートの概念が導入されますが、ヒートの管理まではできない状態です。火力はがっつり増えるのでしょうか?
パーツA+B+C+Dの与ダメージを計測
ガウスバレルによって火力が底上げされ、ヒート値が50を超すことによって、基本のWSがヒート系に変わり威力が20ずつ追加されるようになります。
ただ、パーツDではヒート値をコントロールできないので、任意でOHを出すことができません。ヒート値の蓄積もWSで5ずづ貯めていくコツコツ仕様です。(しかも特殊弾装てん時はヒート値たまりませぬ)
ガウスバレルの存在だけで、一定以上の火力アップが見込めますが、実際はどうでしょうか? データを見ていきましょう。まずは参考動画です。
(最終的なスキル回しの木人破壊動画も含んでおります)
次は5回分のデータ紹介です。
パーツA+B+C+Dで挑んだ木人の残りHP発表
かなりダメージに波のあるデータが取れました。
【パーツA+B+C+D】ガウスバレル、ヒート系ショット、オーバーヒート追加時の木人残りHP
-
6%
12%
14%
13%
17%
一番最初の残り6%は、WFとOHがたまたまベストタイミングで噛み合った結果です。三分間の木人戦闘で迎える計三回のWFのうち、一度しかOHと噛み合いませんでしたが、それでも他のデータに比べ5%以上もダメージが増えています。WFとOHを組み合わせることによって火力がぐんと伸びる証拠となるデータですね。
最後の残りHP17%はOH後の火力が一番でない時間帯にWFを迎えてしまったのだと思われます。OH後の10秒間はガウスバレルが外れるので火力が最低クラスになる時間帯です。この時にWFを迎えてしまうと大きくダメージをロスします。
こうやってみると、パーツDまでに含まれていない、クールダウン、ガウスラウンド、リコシェット、バレルヒーター、フレイムスロアー、ハートブレイク、オーバードライブがなくても、85%程度の火力は出せそうです。
全てのスキルを利用した際の木人破壊証拠動画はパーツDの検証動画とまとめてしまいました。もう一度動画をはっておきますね。
まとめ
パーツが全て揃った状態の火力を100%と仮定し、各パーツ追加ごとのダメージ量をふんわりとですが計測してみました。
実際に木人を殴って計測したことにより、いろいろな事実が判明しました。
・OHと組み合わせないWF単体ではあまり火力が上がらない
・タレットとハイパーチャージの存在が思った以上に大きい
まだまだ修行中の自分にとっても大きな収穫でした。タレットの出し忘れをする方が複数のGCD食いこみよりもはるかに与ダメージ損失が大きいですね。
これからもレンジの火力を独自の視点で分析し、いくらかでも皆さんの火力アップに貢献できればと思います。
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コンシューマーで遊ぶことが多いゲーム界のオールドスクールです。キンドル本(主にショートショート)を松本祐一名義で書いています。文章のノリが合う人はそちらもよろしくです!
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