『PUBG』TPSとFPSの視点の特徴を覚えて使いこなそう!
PUBGがリリースされて、はや1年。
エモートも追加されて、新マップの構想も発表されました。
リリースから間もないときの映像を見ると、いろいろ変わったんだなと実感します。
FPSゲームをメインにたしなんでいた筆者にとって、TPSのゲームにこれ程のめり込んだのは、メタルギアシリーズ以来でした。
さらに、アップデートによってFPS視点のモード(FPP)が追加され、より多くの人がPUBGに参入してきました。
特に欧米ではFPPが人気で、それに対してアジアではTPPが人気となっています。
しかし、最近はアジアでもFPPの人気が高まってきている印象があります。
さて、今回はTPPとFPPの最大の特徴である、TPS視点とFPS視点の特徴について解説していきたいと思います。
TPS視点について
TPSとは、Third Person Shooterの頭文字から取ったもので、日本語で言う「三人称視点」のことを言います。
基本的には、操作しているキャラクターの後方からの視点のことを指します。
主なTPSの作品と言えば、グランド・セフト・オート、地球防衛軍シリーズ、スプラトゥーンがあります。
TPS視点の特徴
TPS視点の特徴は、自分の後方から映していることだけでなく、自分より高い位置から映していることにあります。
ですので、斜面などを利用すれば、前にいる敵の状況を見ることができます。
また、視点は操作しているキャラクターを軸に動かすことができるので、使い方次第では自分の身を隠しながら敵を見ることができます。
そしてこのスキルこそ、PUBGのTPPモードでドン勝を得るために必要不可欠なものです。
例えば、塀に張り付いて視点を動かせば、身を隠しながら自分の周りの状況を見ることができますし、家の中から安全に外を見ることができます。
撃ち合いの時もかなり有効的で、家のカドから敵を見ることで、相手のスキを見てこちらから射撃することもできます。
こういうこともあり、一部のプレイヤーからは「三人称視点は対等なプレイができない」と嫌われているのも事実です。
このように、普段何気なく動かしている三人称視点ですが、実は奥深いものなのです。
TPS視点の有効的な使い方
TPS視点は、壁や障害物の近くで最大の効果を発揮します。
先ほども書いたとおり、塀などのカドで使えば相手の出方を見て射撃のタイミングを決めることができますし、身を隠しながら階段を上がってくる敵も見ることができます。
ですので、TPPモードでは基本的に「待ち」が有利とされています。
家の中で、窓から外の様子を見たい場合、窓を割ると視点を動かせる範囲も広げることができます。
さらに、右クリック長押しでエイムを絞ってからリーンをすることで、視界はぼやけるものの、さらに広い範囲を見ることができます。
序盤での乱戦や終盤の市街戦などで、TPS視点を有効的に使うことができれば、索敵がラクになりますし、生存率も格段に向上します。
FPS視点について
First Person Shooterの頭文字をとってFPS。
PUBGのTPPモードにおいては、試合中に自由にFPS視点とTPS視点を切り替えることができます。
(デフォルト設定ではVキー)
PUBGでは、FPS視点のみのモードがFPP(First Person Pespective)という表記でプレイできるようになっています。
日本語では「一人称視点」と言い、その名の通り、操作しているキャラクターの視点を直接動かすものを言います。
FPSの代表的なゲームといえば、CoDシリーズやBattlefieldシリーズ、Counter-Strikeなどですね。
e-Sports界では、格闘ゲームやMOBAと並んで、盛り上がりを見せているジャンルと言えます。
FPS視点の特徴
FPS視点は、TPS視点に比べて視野が狭いのが特徴です(視野角は設定で変更可能)。
また、PUBGの視点は低い位置に設定されている気がします。
TPSのように、障害物や壁を利用して周りの様子を見ることはできず、敵を見るときは自分の姿もさらさなければなりません。
ですので、TPPのように「待ち」が絶対的に有利であるとは言えません。
むしろ、FPS視点どうしでの撃ち合いは対等に近いので、今度はエイムだったり武器の選択などが大事になってきます。
様子を見る=自分の体をさらす ということになるので、待つ方も体を出すというリスクが伴うワケです。
欧米でTPPよりもFPPが人気なのも、この撃ち合いの駆け引きの面白さゆえなのでしょう。
TPPモードでのFPS視点の使い方
▲この構造の家は階段上のクリアリングが最難関
TPPモードでプレイしているとき、なぜFPS視点に切り替えられるか疑問に思ったことはありませんか?
リリース時からFPS視点は導入されていますが、その理由は明らかにされていません。
しかし、この使い道というのはある程度確立されています。
その使い道とは、室内のクリアリングです。
というか、ここぐらいしか使い道が思いつきません。
建物が強いとされるTPPモードでは、建物を取ることで一気に有利になります。
その際、すでに敵が潜んでいた場合、クリアリングをしないと不意打ちを食らってしまいます。
なので、クリアリングは大事なプロセスということです。
そのクリアリングをするとき、敵がいたときに反応しやすいのがFPS視点なのです。
TPS視点は、壁の向こう側などを見るのには適していますが、狭い場所での戦闘には向いていないのです。
なぜなら、TPS視点には自分の体がかなりの大きさで映り込んでいるからです。
この体が死角を作ってしまうので、接近戦のときはこれが命取りになってしまいます。
それに対して、FPS視点は画面の中央を体が占領するということはありません。
つまり、映り込んでいる体の死角を消すためにFPS視点に切り替えるのです。
せいぜい銃身しか映りませんし、敵が頭を出して撃ってきても反応しやすいのです。
実際に、トッププレイヤーの配信などを見ていると、視点を適宜切り替えていることが分かります。
ドン勝を取るために必須のスキルというワケではありませんが、一つの技術として知っておくと良いかもしれません。
まとめ
TPS視点とFPS視点にそれぞれ特徴があり、もちろんTPPモードとFPPモードにも、それぞれの楽しみ方があります。
また、視点の違いで立ち回りも大きく変わってきます。
TPPモードでFPS視点を使えることに対して疑問を持つ人もいると思いますが、使ったほうが良いタイミングというのがちゃんとあります。
かなり細かなスキルではありますが、時には生死を分ける大事な場面となる場合があるので、意外と大事なスキルとも言えます。
日本ではTPPモードの人気が高いですが、FPPモードにも挑戦すると、新しい発見があるかもしれません。
KR/JPサーバーにFPPモードを復活させるためにも、日本でもFPPモードが流行ることをひそかに期待しています。
PUBG Corporation. All rights reserved.

FPSを中心に幅広いジャンルをプレイ。
未プレイの人も読んで楽しめる、わかりやすい記事を書いていきたいと思ってます!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません