会社員×プロゲーマー!ネモ選手のエピソードやプロ活動に迫る

根本直樹

皆さんは、会社員として働きながらプロゲーマーとして活動する「ネモ」選手をご存じですか?

兼業プロゲーマーながらも、様々なeスポーツ大会で好成績を収めている社会人ゲーマーです。

本記事では、兼業プロゲーマー「ネモ」選手について、プロフィールや戦歴を交えながら解説していきます。

ネモ選手のプロフィール

名前
根本直樹
所属
2018年3月より「Team Liquid」に所属
生年月日
1985年1月5日
活動来歴
平日は会社にて勤務に励み、休日にイベントや大会などに出場し活動する「会社員プロゲーマー」。2016年7月よりPCブランド「ALIENWARE」とプロ契約を締結。「ストリートファイター」シリーズを始め、主に格闘ゲームのeスポーツシーンにおいて活躍中。2017年7月に10年間務めた会社を退職したのち、同10月より「スクウェア・エニックス」に入社した。

Twitter:AW Nemo(ねも) @GOOD_NEMO

ネモ選手の参加eスポーツタイトル

2018年3月現在は「ストリートファイター」「Guilty Gear」「アルティメットマーヴルVSカプコン3」と、主に格闘ゲームシーンで活動中。

『ストリートファイターV(2016年2月16日発売)』では、相手を近づけないテクニカルな戦法を得意とする「ユリアン」を持ちキャラとしています。

自らを企業に売り込んだ「営業エピソード」

ネモ選手は2018年3月現在、PCメーカー「DELL」のゲーミングブランド「ALIENWARE」とプロゲーマー契約を結んでいますが、これは企業側からスカウトされたわけではありません。

会社員として勤務する傍ら、ネモ選手は資料や名刺を準備し、自ら各企業へ「営業」していたのです。

営業回りを始めた当初は結果が出ず悩んでいたそうですが、ある時に「会社員として働きながら1流の格闘ゲーマーとして活躍するネモ選手をバックアップしたい」と興味を示した「ALIENWARE」に所属する運びとなりました。

ネモ選手は後に「企業へアプローチする際に色んな資料を作成した。その時に会社員としてのスキルが役立ったのも事実だった」と述べています。

ネモ選手の主な戦歴(2016年~2017年)

  • 2016年:Tokyo Offline Party2  優勝(『ストリートファイターV』)
  • 2016年:FCA ANNEX1 2016 優勝(『ストリートファイターV』)
  • 2016:EVO2016 7位(『ストリートファイターV』)
  • 2017年:第6期 TOPANGAリーグ 優勝(『ストリートファイターV』)
  • 2017年:EVO2017 33位(『ストリートファイターV』)
  • 2017年:東京ゲームショウ2017 ストリートファイターV昇龍拳トーナメント 優勝(『ストリートファイターV』)

上記以外にも、国内外問わず様々な大会に出場し好成績を収めています。

社会人ゲーマー「ネモ」選手の練習時間と環境

根本直樹
初めての企業訪問から考えたこと。スト5ゲーマー・ネモの勝てるゲーマー論 第8回より引用

ここまでネモ選手のプロフィールや活動タイトル、戦歴などを見てきましたが、「普段のゲームプレイ時間は?」と気になった方もいるのではないでしょうか。

「プロゲーマーである以上、継続してゲームをプレイし実力向上に努めるのは当たり前だ」と感じることでしょう。

ここからは、ネモ選手のゲームプレイ時間に通常時・大会前の2つのシチュエーションから迫ります。

通常時は終業後に2~3時間プレイ

会社員として「スクウェア・エニックス」に勤務しているネモ選手のゲームプレイは、終業後の18時前後から始まります。

帰宅途中に行きつけのゲームセンターに足を運び、アーケード筐体で2~3時間ほどプレイ。

ゲームセンターでのプレイを終えて帰宅すると時刻は11時を回る頃で、24時には就寝するそうです。

これはネモ選手曰く、「翌日の業務に支障が出ないようにする為」とのこと。兼業プロゲーマーという点から、自分の体調面なども考慮して練習時間に気を配っていることが伺えます。

大会前や休日は3時間以上プレイ

会社での業務が無い休日や大事な大会前は、腰を据えて3時間以上はプレイされるようです。

ここでポイントなのが、ネモ選手のゲームプレイに対する効率性を重視した理論。

SE(システムエンジニア)として働いていたこともあり、ゲームプレイにおいてもキャラごとのコンボ構築、対戦相手や持ちキャラの分析など、事前準備に抜かりがありません。

中でも、与えられた練習時間を最大限生かすために、「戦を略する」という文字通り「効率の良い戦略立案」に注目しています。

兼業プロゲーマーとして社会人ゲーマーの星を目指す毎日

昨今eスポーツ人気の発展ぶりは目まぐるしく、その知名度や人気度も上昇していますが、一方で「どうせゲームでしょ?」といった声も未だ多く、大人がゲームに興じる姿に怪訝な顔をする人たちがいるのも事実です。

そこでネモ選手は、まず「社会人ゲーマーから尊敬される」ことを目標に掲げました。

会社員とプロゲーマーの「二足のわらじ」を履き続けることは生半可なことではないでしょうが、ネモ選手はTOPANGAリーグ優勝を含め、数々の大会で実績を作っています。

企業に勤める会社員でありながら、プロゲーマーとしてeスポーツシーンの戦場を戦い抜くネモ選手の勇姿に、今後も目を離すことができません。

BBMAN

80年代のレトロ機種からVRなど最新ゲームまで幅広くプレイ。ゲームの魅力を深く掘り下げ、読んだ方に余韻が残る記事執筆を目指しています。

2018年3月7日プロゲーマーネモ, 根本直樹