『ドラクエ10』幻の毒耐性装備を追え!白宝箱ドロップを探検隊風に実地調査

探検スタート

 サブキャラだと装備をケチりがち、メインキャラでもお買い得装備を血まなこになって探す、まふーです。

 今回はバージョン4で導入された装備ドロップの確率をこの目で確かめるべく、探検隊を結成しました。
 装備が入っている白宝箱に関して聞き及んでいることは、以下の通り、

  • 盗賊の”ぬすむ”や戦闘後自動ぬすみは効果なし
  • まもの使いで”エモノ呼び”しても効果なし(エンカウントで機会発生)
  • 実際のプレイヤーがパーティーにいるほど入手ドロップ率アップ
  • 通常ドロップ率やレアドロップ率も関係なし

 今回は「プク口探検隊が行く! 幻の毒耐性僧侶装備は本当にドロップするのか? 結局つきあってくれるフレがいないからサポート仲間で探検隊結成してんじゃねーか! 本当にフレいるの? 幻覚じゃないの? そもそもドラクエ10なんか存在するの? 本当はバスティーユ牢獄の窓から冷たく輝く青い月を見ているのではないか貴殿は?」をテーマにお送りします。

 略して「プク口ヒロシ探検隊が行く!」は実録です。ストップウォッチ片手に検証アンド探検スタートなのです!

(以降、探検隊隊長視点の文章です)

狙うお宝(装備)は……

 はじめまして、プク口ヒロシ探検隊隊長のプク口だ。まずは、探検隊が今回狙うお宝の貴重さを知って欲しい。

 ダークキング戦に僧侶は欠かせない存在だが、毒耐性とレーザーを耐えるHPを両立するのがなかなか難しい。
戦士やどうぐ使いは、からだ下防具がフリーとなるセットが存在するので(大戦鬼の鎧セットと、ヴァンガードコートセット)からだ下に安い毒耐性の装備を入れ、頭でHPを盛りまくることが可能なのだが、僧侶にはからだ下が自由となる実戦的な防具セットが存在しない。

 かといって、パルプンテで幸運にも毒耐性がついたレベル93の賢哲のころも下は、400万ゴールド以上するのだ。(2018年2月23日アストルティア旅人バザー調べ)

 つまり、今回のお宝は最低でも400万ゴールドの価値ある品なのだ! 装備枠を圧迫するだけの微妙耐性の防具じゃないのだ。

 その希少性を座学で隊員たちに説いていたら、全員寝ていた。星のタロットを引いたつもりはないのだが……、先が思いやられる!

 賢哲のころも下をドロップするモンスターは数種いるようだが、その中でもポピュラーなのがスライムエンペラーとのこと。(情報をまとめているサイトを参考にした)

 ちなみにスライムエンペラーがドロップする装備は、

  • 賢者のころも上
  • 賢者のころも下
  • 魔弓サジタリウス
  • リトルフェザー

 となっているようだ。なんとも後衛にやさしいセレクション!

 そしてターゲットであるスライムエンペラーの出現箇所は、魔幻宮殿、真のゼドラ洞、ガイオス古海、神墟ナドラグラム

このうちガイオス古海と神墟ナドラグラムは、それぞれバージョン3.4と3.5のマップなので、魔幻宮殿と真のゼドラ洞に挑戦することに。
(毒耐性装備が重要なダークキングはバージョン3.3のコンテンツなので、できればそれ以前にいけるマップで入手したいため)

魔幻宮殿に出発!

「魔幻宮殿に出発だ!」

 てきとうにかき集めたフレンド系サポートなかまに号令をかけると、

オーガ隊員「バナナはおやつに入るんですか?」(ゴリラ系オーガ)
ウェディ隊員「食材は現地で調達ですか?」(調理系ウェディ)
プクリポ隊員「むなげちゅわ!」(よくわからない系プクリポ)

 遠足と勘違いしている隊員と、食べることばかり考えている隊員と、行動予測不能な隊員がいて、開始5分で隊長ヘッドが激しい頭痛に襲われる。
 こんなんで無事探検ができるのだろうか……。

探検隊メンバー

魔幻宮殿到着、そして……

 ねじれたる異形の大地の奥、怪しくも禍々しい気を放つ宮殿が存在する。そこは、迷路と階層と仕掛けが存在する危険な場所なのである。

 ストーリー上でどうしてもクリアしなければならないものの、魔幻宮殿には隊長もできれば来たくなかったのだ!

 ここは敵が強い上、移動速度アップの乗り物”ドルボード”使えず、なおかつ敵から逃げられない厄介な場所だ。

 オーガ隊員とウェディ隊員は雰囲気にのまれ、言葉数が少なくなっている。唯一プクリポ隊員だけが「むなげちゅわ!」と謎の言葉を連呼しながら、元気に隊長の背中をロストスナイプである。って痛い上にテンションも下がるわ! でもプクリポなので許す!

 ここで巨大な毒蛇があらわれて、探検隊的なクライシスに襲われて欲しいところなのだが、どっこい襲ってきたのはプクリポ隊員のフレンドリーファイアなわけで、かなりカオスな展開になってきた。

 そしてカオスな展開に”バイキルト”をかけるような出来事が!

「迷った……。スライムエンペラーの出現場所がようわからん」

 絶品シュークリームの皮のごとく、ふんわりと出現箇所をチェックしてきた隊長だったが、現地にいったら思ったより移動に時間がかかる上、ルートを間違えたのか迷ってしまった。
まだ一匹もスライムエンペラーを倒してないのだが、ここは男らしく撤退命令だ!

「てったーい!!!!!」

 撤退の号令をかけた瞬間、隊員たち三名による息のあったトリプルツッコミが! なんでこんな時だけコンビネーションいいんだよっ! さっきまでそれぞれ好き勝手やってたよね? いきなり黒い三連星もびっくりのコンビネーション見せないでくれる? 急にそれやられると心臓に悪いわ!

 突然のコンビネーションにびびりながらも、おもいでのすずを使って魔幻宮殿を脱出。短い探検であった。そして一番の山場は最後のトリプルツッコミであったのだ。(プク口浩回顧録より)

気を取り直して真のゼドラ洞へ

 スタートダッシュでつまずいてしまったものの、我々探検隊は不撓不屈の精神をもって次なる探検場所へ移動した。

 その名も真のゼドラ洞。スライムエンペラーが出現するダンジョンとしては一番モンスターの強さが穏やかで、そこまでマップも広くなく、なおかつドルボードが乗れるという「ビギナー探検家にぴったり! でもピクニック気分ではいくなよ! アストルティア探検家協会からのお願いだよ!」的なポジションである。

 気がゆるんだ隊員たちは、オーガ隊員が食べ終わったバナナを地面にセットして、すっころびシーンの撮影大会を始める余裕。この余裕が吉と出るか凶と出るか……。

洞窟の奥に潜む青く光るモノ

 我々は進んだ。いくらモンスターレベルがあっさりめのダンジョンとはいえ、ろくな明かりのない洞くつ内であるし、ドラクエ伝統の不安をあおるようなBGMが我々探検隊一同を心細くさせる。

さきほどまで騒がしかった隊員たちも、いまはすっかり無言で……と思ったらおやつ食ってたのかよ! 隊長の分だけないのかよ! 悲しいよ! 心の洞くつに閉じこもりたい気分だよ!

 おやつ三昧ではなくツッコミ三昧の瞬間を味わっていると、通路の奥に、ぼうっと青く光る何かが! すわ幽霊か!?

 我々探検隊は、とうとうターゲットであるスライムエンペラーを発見できたのである!

いよいよ計測開始!

 それまでに倒したスライムエンペラーの数をせんれきより確認し、ストップウォッチを作動させてから、いざ戦闘開始!

 身内フレンドによる雑なパーティー構成だが、蘇生もちがパーティーに二人いれば大崩れしないし、隊長自身が戦士なので真やいばくだきを入れればぐっと安定感がますのである。

 撃破は苦もなく終わった。宝箱の出現はない。むしろ一発目であたりを引いては企画だおれである。探検隊は次なるスライムエンペラーを求めて洞くつ内の別エリアに向かった。

移動は長く、エンペラーは少なし

 敵が弱く、ドルボードにも乗れる”真のゼドラ洞”であったが、スライムエンペラーの生息場所は、ちらばっており、再び湧くまでの時間も長かった。ひたすら移動と再出現待ちを繰りかえす。

 計測開始から30分をすぎたのに、まだ10匹倒したぐらいの厳しい状況だ。隊員たちは暇をもてあまし「個人的にはあわないと思うカレーのトッピング」を話し始め、その話題のせいで急激におなかが減り始めた。空腹による隊長ストマックのピンチである。

 頭の中はカレーのことで一杯になり「ここでダラダラ狩っていても効率が悪い、スライムエンペラーが一番出るという神墟ナドラグラムに行くしかあるまい。
さっさと計測を終えてカレー食いたい! カレーカレーカレー」と脳内がカレー祭りに。

 バージョン3.4以前のダンジョンで入手しようと考えていたのだが、ここは苦渋の決断である。真のゼドラ洞での調査を断念し、もっとターゲットが出る場所に移動することを伝えると、

    オーガ隊員「全然かまわないウホ!」
    ウェディ隊員「最初からそうして!」
    プクリポ隊員「むなげちゅわ!」

 と賛成意見(?)が出揃ったので、我々探検隊は撤退を開始した。調理担当のウェディ隊員におねだりポーズをとってみたが、食いかけのクイックケーキすらよこさなかった。隊長はつらいよ!

こちらも本気だが、敵も本気の神墟ナドラグラム

 ナドラグラムも魔幻宮殿同様、敵から逃げられない厳しいダンジョンだ。バージョン3.5のフィナーレ近辺を飾るだけあって敵も強く、探検隊を見かけるとピキンピキンいって襲ってくるものも。

 ここに来るんだったら、もっと隊員を厳選すれば良かったと思ってもあとの祭り。現有戦力でがんばるしかないのだ!

スライムエンペラーが、まるで泉のように

 噂に聞いたスライムエンペラーこってり出現ポイントまで移動を開始する我々。
モンスターに散々からまれ、ピクニック気分であった隊員たちにも緊張と疲労の色が見られる。プクリポ隊員だけがおそらく「ばくれちゅわ!」からパクったであろう「むなげちゅわ!」というフレーズを連呼し、緊張しているんだかなんだかわからない

 あまり耐性を見ずに隊員を選んできたので、状態異常が変なタイミングでかぶると全滅もありうる。それだけは回避しなくては……。

 艱難辛苦を乗り越えた隊員たちは、やっとその場所にたどりついた。そしたらね! なんかうじゃうじゃいるんすよ! ありがたみがないくらい! 真のゼドラ洞を駈けずり回っていた今までの苦労は一体なんだったのだろうか……。

スライムエンペラー大量

 そして、ここは倒しても倒しても泉のようにスライムエンペラーが湧くので、待ち時間0のファストフード状態。ありがたみ0。販売開始三日で半額になるゲームソフトよりありがたみがない悲しさ。エンペラーという名称を名乗っちゃいけない感じ。これはこれでちょっと悲しい。

第二のスタート、狩って狩って狩りまくる!

 ぽこぽこと湧くスライムエンペラーをさくさくと狩る隊員たち。緊張感もうすれだんだん鼻唄まじりに。

 真のゼドラ洞では青く光る宝石にも見えたスライムエンペラーの勇姿も、もはや珍妙デザインのカラフルせんべいといった具合。

 これは楽勝なんじゃなかろうか? 開始一時間もせずに毒耐性入り賢哲のころも下ゲットできちゃうんじゃなかろうかと余裕をぶっこいていた探検隊をある事実が襲う!

地味なる恐怖、その名はMP切れ

 討伐数50を過ぎたところで、ある事実に気づく。

「MP回復アイテムあんまもってない……」

 手持ちは常闇の聖戦向けのようせいの霊薬が数個と、”まほうの聖水”が70個ほど。スライムエンペラーをさくさく倒せればあっという間に終わるだろうと甘くてみていた隊長だったが、50体倒しても装備が入っている白宝箱が落ちないことに危機感をおぼえる。

 白宝箱が落ちても中に賢哲のころも下が入っているとも限らない。そして、目当ての防具が出たとしても、それに毒耐性がついてなければ意味がないのだ。
 ひょっとしたらとんでもない低確率のものを狙っているのではなかろうか……。

 探検隊を再編成して、この神墟ナドラグラムのこの地点へ戻ってくるのは一仕事。大人しくMP回復タロットがある占い師を自分でやるか、隊員に魔法戦士かレンジャーを入れればよかったと後悔しても時すでに遅し。じわじわとMP回復アイテムが減っていき、このままでは探検隊全滅の危機と思ったその時である。

待望の白宝箱出現!

 白宝箱なんか本当は導入されてないんじゃないか、ドラクエ10プレイヤーの妄想が具現化したもので、念能力が低い者の前には出てこないんじゃないかと疑心暗鬼になっていた時、まるで闇をはらうかのように白い宝箱が出現した。

 息をのんで宝箱の中身を確認すると、

 り と る ふぇ ざ ー

 がっかりしたのは否めないが、白宝箱が出たのは大きな前進である。

オーガ隊員「ほんとうに白宝箱ってあったウホね!」
ウェディ隊員「早く家へ帰ってくつろぎたいな」
プクリポ隊員「むなげちゅわ!」

 隊員たちも三者三様の喜びよう(?)だ。隊長も実にうれしい! 白宝箱の出現に念能力は必要じゃなかったんだ。ばんざーい!

命の危機? 撤退判断迫る

 白宝箱を開けてテンションが上がったものの、いよいよMP回復アイテムが少なくなってきた。このままではMP不足により回復も攻撃スキルも使えなくなり、探検隊を危険にさらすことになってしまう。

 残りはまほうのせいすい30個。これを使い切ったら探検隊の安全を考え撤退である。たまたま現地に回復の泉があったり、通りがかったオンラインプレイヤーがせいすいを分けてくれる神展開を期待しつつも、スライムエンペラー討伐続行。

討伐数100体超える、この探検は無謀だった?

 スライムエンペラーの討伐数が100を超えるも、白宝箱は一回だけ。

白宝箱のドロップ率を100回に1回と計算すると、このあと目的の品(賢哲のころも下毒耐性つき)を手に入れるためには、500以上は倒さないと難しそう。

とてもじゃないがまほうのせいすい30個でカバーできる討伐数ではない。

「これは第二回探検隊の遠征、下手すると第三回の遠征もありえるな……」と近い将来におもいをはせていた時、白宝箱がドロップ。

 考え事をしたまま中をあけると、まさかの賢哲のころも下毒耐性+60%つき!

「出た! 出た出た! 出たーっ!」

 まるで一週間の便秘状態から脱した人類のような事を口走る隊長。その絶叫を聞いてひき気味の隊員たち。

 中身を入手する前に決定的瞬間のスクリーンショットをとらなきゃと焦る隊長。次々と再出現して白宝箱出現の位置にうろつくスライムエンペラーたち。帰還後の夕ご飯プランを話しあう隊員たち。

 白宝箱をあけた状態でのスクリーンショットを狙うも、何度も何度もスライムエンペラーに邪魔をされ、撮影を断念。

賢哲下ゲットログ
賢哲下ヒストリー

 ログや履歴という形で証拠提出という形になった尻すぼみのプク口探検隊であった! 決定的瞬間撮影したかったなぁ……。

探検結果報告

 プク口探検隊、無事目的の装備(賢哲のころも下毒耐性つき400万ゴールド相当)を入手して参りました!

 倒したスライムエンペラーの数は122体!
 開けた白宝箱の数は2個!
 スライムエンペラー初エンカウントからの時間は110分でした!

 一時期MP回復アイテム不足から撤退を考えたものの、ラッキーなことに白宝箱2個目でお宝が出て無事探検を終えることができた。

 今回の探検に参加してくれた隊員たちの言葉を紹介する。ありがとう隊員たち!

オーガ隊員「探検が無事にすんでスッキリしたウホ! このスッキリ感は荷物いっぱい問題が解決して以来ウホ!」

ウェディ隊員「料理の腕をふるう機会がなかったけど、これでいいのかな? 機会があったらドームパスタの一つや二つ作ったのに。あと、楳図かずお先生みたいな格好だからってまことちゃんって呼ぶのやめてね」

プクリポ隊員「生死の境を共にした我々には不可視の紐帯がござる。この絆ある限り我々探検隊の名誉は永遠に不滅でござろう。実に天晴れである!」

 プクリポ隊員最後まで同じキャラで通してよ! 最後の最後でキャラ変わるの心臓に悪いよ! こんなツッコミで探検終わるのやだよ!

(ここで探検隊隊長視点終了)

無事ドロップしたらダークキング戦に挑戦してみましょう!
僧侶の立ち回りはこちらから

まとめ

 開始早々からネタ文章になりながらも、目的のお宝装備(賢哲のころも下毒耐性つき)の市場価値、ターゲットとなるモンスターの選定と、ダンジョンに実際出現する様子、討伐数と白宝箱が落ちた回数などに触れて参りました。

 実際に装備ドロップを狙って思ったのは、

  • パーティー内にMP回復要員を入れ持久戦にそなえる(魔法戦士かレンジャー)
  • 自分で占い師をやれば、範囲強化とMP回復を兼ねられる
  • タッピツ狩りも兼ねるなら自分で盗賊をやる(メタル香水使用)
  • 経験値または特訓ポイント稼ぎたいならパーティーにムチ装備のスーパースターを入れる(メタル香水使用)
  • ちゃんと攻撃をできる回復役を入れる

 以上の項目でしょうか。効率を上げたとしても、100体単位で倒すことになるので、タッピツ狩りやレベル上げなど、並行して行うのがいいでしょう。

 みなさんが好みの装備を入手できることを願いつつ、筆をおかせていただきます。

【今回の元ネタ】

  • 川口浩探検隊
  • 機動戦士ガンダム
  • 水曜どうでしょう
  • ハンター ×ハンター
  • ゴリラ
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まふー

コンシューマーで遊ぶことが多いゲーム界のオールドスクールです。キンドル本(主にショートショート)を松本祐一名義で書いています。文章のノリが合う人はそちらもよろしくです!

2018年3月2日ドラクエ10DQX, 白宝箱