鉄拳クイーン!日本人2人目となる美人女性プロゲーマーたぬかな選手の実力
女性がプロ格ゲープレイヤーになるという”伝説”

みなさんは、鉄拳の女性プロプレイヤーといえば誰を思いつくでしょうか?
今どき誰もが思うのは、それは間違いなく”たぬかな選手”であろうと思われます。
言わずと知れた、いま日本でも世界でもかなり注目を浴びている世界屈指のシャオユウ使いですね。
中華美人キャラのシャオユウの使い手である、美人プロ鉄拳プレイヤー”たぬかな選手”のことを今回はレポートします。
※以下の記事では、たぬかな選手が所属している【サイクロプス大阪】を紹介しております。
プロフィール
プロフィールをご紹介するにあたり、「のっけからこんな話題でなんだ」と思われそうですが、ご本人のツイートによれば、海外格ゲーファンからはトランスジェンダー(性越境的意識のある方を表す新語)であると思われているらしいです。
が、ご本人はまぎれもなく女性です。以下はご本人のツイートから。
最近知ったけど、海外では私はトランスジェンダーと思われてるらしいです(笑)
なんでや…もと男て…I am not Transgender(ヽ´ω`) pic.twitter.com/3qulJu4xaa
— CAG RB | たぬかな (@kana_xiao) 2017年1月5日
身分証明書にも、しっかりと女性(女性を示す英文字のF頭文字)が記されていますね。
それになんと、ご本人のツイートからご本名も明らかになっております。
このとおり、「かなちゃん」もしくは使用キャラ・シャオユウとの美人コンビの掛け合いの名から、「シャナ」とも呼ばれる彼女ですが、その実力はもちろん国内屈指です。
徳島県のご出身でありますが、大阪府にゲーム活動の時間を割くために、ご引っ越しされたそうです。
さらに細かいプロフィールを見ていくと、意外な一面が見えてきます。
海外の有力プロゲーマープロフィール説明欄によれば、このような内容が記載されていますね。
- 1992年11月21日生まれの20才中盤の若手
それでは、格ゲー界ではかの有名なレッドブルと契約するに至った彼女の実力を、これらのサイトなどからしっかりとウォッチしていきましょう。
Twitter:CAG RB | たぬかな
Twitch:cyclops_tanukana
たぬかな選手の素顔
eスポーツタイトル
マイナーどころで実力がまだ伴わなかったときの戦績を除けば、まぎれもなく国内屈指の鉄拳プレイヤーであり、特にシリーズ最新作である「鉄拳7FR」(鉄拳7 Fated Retribution)で熱心にご活動されておられのようです。
鉄拳シリーズをメインとしてシャオユウがお好みなようですが、ストシリーズでもいぶき使いとして知られているようですね。
武勇伝
タイやインドネシアでの格ゲー大会では応援する現地ファンがかなり多く、どうやら「美しい日本人女性であり、しかも格ゲーが強い」というイメージが、アジアのゲーム界では定着しているようです。
YouTubeなどでは、彼女が英語圏のニュースサイトなどからのインタビューに応じている微笑ましい動画をいくつも見ることができます。
たぬかな選手自身が女性であることも相まって、とても好意的に受け取られている特異な事例といってもいいでしょう。
今後はこういった女性の活躍の姿も、日本でも頻繁にみられることになるかもしれません。
戦歴

前述の海外サイトによれば、「Total Prize Money Earned:$912.92 From 2 Tournaments」とありますので、二つのトーナメント大会から900米ドル程度の賞金獲得実績があるそうです。
その二つのトーナメント大会こそ、たぬかな選手を一躍有名にした「Combo Breaker 2017」です。
アメリカ合衆国イリノイ州で開かれたこの大会で、たぬかな選手は3位に位置する好成績を結果として残しました。
その後、記載の通り「The King of Iron Fist 2016 Osaka Qualifier – Female」とありますので、鉄拳の大会の大阪予選女性部門で準優勝ということになります。
その大阪予選の結果の画像がここにあります。
かわいらしい形で賞金を受け取っておられなのがわかりますね!
その後、本大会の結果はここに記載がありますとおりです。
たぬかな選手ほどのシャオユウ使いでも、世界レベルの鉄拳大会で並み居る強豪をしっかりと打ち破っていくのは難しいんですね…。
それでも最新の2017年の戦績をみていくと、かなりその様子がプロになってから劇的に向上していることがよくわかります。
「Final Round XX」といった世界レベルの大会をはじめとして、世界各国を転戦、アジアの大会などではかなりの好成績を残されておられるのです。
今後、彼女の活躍がかなり期待されるところです。
まとめ

さて、他のスポーツと比較してみると、実力次第で性別によってひとくくりにされないのが、ひょっとすると格闘ゲームをはじめとするe-Sportsのすごいところかもしれないと思わされます。
こうして日本から世界にかけて活躍の舞台を拡大していったたぬかな選手の軌跡を見ていくと、「男女差」というものを良い意味でみなさん感じられたのではないでしょうか。
ひょっとすると、たぬかな選手を超える、彼女をリスペクトしたうえで、さらなる高みを現実のものとする女性格ゲープレイヤーが、鉄拳シリーズのみならずストシリーズなどでも見れる日がくるかもしれません。
生まれもって自他共に認める偉大な倹約家だったが、デジタルゲームにはまったがためいまや万年金欠症のハードコアゲーマー。
日本では絶滅危惧種のハードにこだわり、なぜか現代の化石(笑)とも称されたOUYAを購入するなど、後先考えないクレカ狂になり現在に至る…。
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