Dota2世界大会【The International】とはなんぞや?

The International

The Internationalの概要

The International

Dota2世界最大のeスポーツ大会が、今回紹介する【The International】です。

このトーナメント方式のDota2プロ大会は、世界最強のMOBAとも言われるDota2の最高峰チームを決める大会で、Steamの運営元でありDota2も含めて数々の傑作ゲームデベロッパでもある、【Valve Corporation】によって開催されているものです。

最初は、ドイツのゲームズコム(毎年開催されている、世界最大のコンピューターゲーム見本市のうちの一つ)のイベントの一環として、ドイツ本国で開催されたものでありましたが、大会の規模が拡大していくうちに、Valveの本社に近いアメリカ・シアトルで、毎年8月に開かれるようになりました。

文字通り、世界最強のMOBAチームを決める、世界最大のゲーム大会のうちの一つといえそうです。

公式サイト:The International

大会に採用されているゲームタイトル

Dota2

ずばり、Dota2のみです!

公式サイト(海外):Dota 2

Dota2の説明

Dota2

Dota2とは

Dota2とは、MOBA(Multiplayer Online Battle Arena:マルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ)と呼ばれるゲーム種の代表格で、別名で言えば、「Defense of the Ancients Allstars」系ゲームとも言われます。

このあたりの経緯は、実はとても複雑です。

というのも、「Defense of the Ancients Allstars」(DotAとも読めますね!)のそもそものアイデアは、今で言うブリザード・エンターテインメント社の有名なファンタジーストラテジーゲーム『WarcraftⅢ』のMODであった・・・という経緯があるのです。

ですから、アイデアやいくつかの両社の懸念、および命名問題での争いがあったことも事実です。

今では、命名権利の問題は、ブリザード側が自社系のMOBAとなる別ゲームの名称をつけたことで、一応の決着がついています。

MOBAって何?

MOBAというのは、簡単に言えば5vs5ぐらいの人数で、ヒーローと呼ばれるキャラクターに試合内でエンチャントしていき、レーンごとにある塔などをつぶしあいながらお互いの陣地に切り込んでいって、相手方の本拠地をぶち壊すということを目的としているオンラインゲームのことを総称しています。

ただ、その定義はあいまいであり、MOBAといってもいくつかの甲乙つけがたい似たようなゲームがあるということも事実です。

ですが、世界最強のスタンダートMOBAといえば、このDota2といっても過言ではありません。

Dota2の特徴的なゲームシステム

Dota2はF2P(Free to Play:基本プレイ無料)のタイトルで、かなり特異なゲームルールがあります。

もちろん、ヒーローユニットとか基本的な部分の骨組みは同じですが、クリープ(CPUの操作する補助キャラ)やローシャン(中立CPUキャラクター)といったシステムがあります。

特に、ローシャンは倒すとエージスと呼ばれる復活アイテムを得られるために、この強力なキャラクターであるローシャンをどの時点で倒すかなどの扱い方が、ゲーム攻略の肝となっていきます。

そのほかに、ローシャンやエージスをめぐるルールシステムはいくつかありますが、このあたりは押さえておきたいところです。

脅威の賞金総額

The International

eスポーツの中でも賞金総額が世界最大といわれている、Dota2チャンピオン大会である【The International】。

脅威の賞金総額は、なんと27億円(!)といわれています。

優勝賞金は12億円であり、チームごとの対戦結果で残りの賞金額は割り振られますが、当然優勝チームにインフレしていく形で決められます。

もともとLeague of Legend(略称:LoL)などもMOBAタイトルとして有名であり、こちらのほうがユーザー数は圧倒的に多いといわれています。

ですが、賞金のシステムは課金システムの複雑な経緯もあり、LoLの最も大きな大会の賞金総額(2億円程度)の追随を、まったく寄せ付けない賞金総額となっているのです。

それだけに、eスポーツのプロシーンにおいて、Dota2にかけるゲーマーたちの思いは世界最大といっていいでしょう。

栄光をつかみ取った優勝チーム

Team Liquid

【The International】の歴史を振り返ってみると、中国勢の優勝が多いです。

ですが、直近の2017年大会では、EUのチームが優勝して賞金を手にするなど、中国勢に対抗できるチーム形成のプロセスが垣間見られます。

ちょっと優勝チームとその国籍を振り返ってみると…

  • 2011年大会:Natus Vincere(ウクライナ)
  • 2012年大会:Invictus Gaming(中国)
  • 2013年大会:Alliance(スウェーデン)
  • 2014年大会:Newbee(中国)
  • 2015年大会:Evil Geniuses(アメリカ)
  • 2016年大会:Wings Gaming(中国)
  • 2017年大会:Team Liquid(EU)

となっています。

どの大会でも安定して中国勢が上位を占めており、優勝は逃しても、二位・三位入賞に入ることが多く、本来は欧米発のゲームであるにもかかわらず、意外と中国でこのMOBAタイトルの攻略研究は進んでいる、と結論付けられるでしょう。

ですが当然のことながら、Dota2をはじめとしたMOBAは、システム理解とそれに基づく攻略方法が年々研究されているので、今後の行方はどうなるかわかりません。

Dota2のeスポーツプロシーンにおいて、後進国となってしまっている日本勢の巻き返しとなるような活躍にも期待していきたいところであります。

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Mr.House

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生まれもって自他共に認める偉大な倹約家だったが、デジタルゲームにはまったがためいまや万年金欠症のハードコアゲーマー。 日本では絶滅危惧種のハードにこだわり、なぜか現代の化石(笑)とも称されたOUYAを購入するなど、後先考えないクレカ狂になり現在に至る...。

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