2019年秋に国体で全国対抗「ウイイレ」大会が開催!日本のeスポーツ界はどう変化するのか
「ウイイレ」でついに、全国初となる都道府県対抗のeスポーツの大会が開かれるぞ~!
どうもこんにちは。私です。
ついに来ましたね。この時が。
2018年は日本のeスポーツ元年であると様々な場所で言われていますが、ついに全国規模でeスポーツの大会が開かれるようになります。
国体でウイイレ?何がどうなってるの?
というのも、2019年に開催される茨城国民体育大会で、eスポーツが芸術・文化活動として行う「文化プログラム」の種目として扱われるようです。
一般社団法人日本eスポーツ連合(東京都中央区)と共同で開催する予定らしいです。47都道府県の代表が茨城に集結し、eスポーツサッカーの全国制覇をかけた熱いバトルが繰り広げられそうです!
都道府県対抗eスポーツ大会は、eスポーツの特徴である、年齢、性別、ハンディキャップの有無に関わらずみんなが対等に競い合えるということを前面に押し出していくことになっています。
また、eスポーツを行うことの目的として、国体という大きな大会で、全国初の試みを行うことで、スポーツ大会に新たな枠組みを提案することや、科学技術立県である茨城との親和性を世の中に広めていこうといったようなものがあります。
ウイイレ
ウイイレとは、「ウイニングイレブン」という、コナミデジタルエンタテインメント並びにコナミアミューズメントから発売されているビデオゲームのサッカーゲームシリーズ作品です。
初心者でも分かりやすい操作や、好きなクラブチームを自分で経営して最強のチームを目指すという「マスターリーグモード」で人気を博しています。ほぼ年に一作のペースで新作が発売されており、「爽快感」を主眼に据え、様々なプレーを簡単に操作・再現できるとあって、ビデオゲームを愛好するサッカーファンのみならず、本職であるプロサッカー選手にも愛好者が多いです。
ウイニングイレブンシリーズは欧州、アジア、北米など、日本国外でも発売されています。
『ウイニングイレブン』の欧州版に限っては、「Pro Evolution Soccer」という別タイトルで発売されており、PlayStationシリーズのみの展開である国内版と違って、国外版はXbox 360、Xbox One、Microsoft Windowsでも発売されています。
また、最近の作品では日本国外版はサッカー日本代表が偽名で収録されています。実況はジョン・カビラさんが全シリーズを通して行っており、解説も有名なサッカー解説者が行っています。
スケジュール
茨城国体のeスポーツ大会のスケジュールですが、今年の九月にプレ大会が開催されるようです。
このプレ大会は、茨城国体の開催一年前のイベントとして、県内チーム対抗戦が行われるそうです。会場は、つくば国際会議場で行われる予定です。
また、2019年の2月から7月にかけて、本大会ということで各県内予選会が成年の部・少年の部に分かれて行われます。
この大会で47都道府県の代表チームが選出されます。
そして、2019年の秋に、茨城県内の会場で三日間の日程で決勝ステージが行われる予定です。
大会スケジュールの予定は今後、随時更新されていく予定です。
時期 | 内容 |
---|---|
2018年9月 | プレ大会 |
2019年2月~7月 | 各県内予選大会 |
2019年秋 | 決勝ステージ |
茨城国体によって何が変わるか
茨城国体でeスポーツの大会が開かれることによって、今後の日本のeスポーツがどのように変化していくのかどうか考えてみました。
注目度
考えられるものとして、まず挙げられるのは、eスポーツの注目度がさらに高まっていくということです。
これは、国体という大きな大会で全国初の試みとしてeスポーツの大会が開かれるという理由もあります。
定期的にeスポーツについて放送してきたNHKなどが、茨城国体で開催されるeスポーツの大会について取り上げる可能性もあります。
コンテンツの見直し
次に考えられることは、「ゲーム」というコンテンツ自体が見直される可能性です。
現在の日本では、三十代くらいの人までならば全体として、大人がゲームをすることについての理解がある傾向にあるといえますが、それ以上の年代の人たちには「ゲーム」はあくまでも子供が遊ぶものだと認識し、大人がゲームをプレイすることを良く思わないという傾向があると思います。
しかしながら、今回の茨城国体で大人がゲームをプレイしている姿を通して、他のスポーツをしている人たちが与えるものと同じくらいに、観客の心を揺さぶることが出来たのなら、そういった認識が変わるきっかけになるかもしれません。
また、茨城国体では行われるゲームが「ウイイレ」というサッカーのゲームなので、誰もが気軽にみることが出来ます。もしこれがFPSやLoLなどのドーム型のゲームでは複雑すぎて初めて見る人がわからなくて楽しめなかったり、残虐なゲームだという声が上がる可能性もありました。
「ゲーム」が「スポーツ」として認められる可能性
さらに、この『「ゲーム」というコンテンツが見直される』ということには「ゲーム」が「スポーツ」として認められる可能性があるという意味も含んでいます。
文化プログラムでの開催とはいえ、「eスポーツ」という名前で開催するため、そう近くない将来、日本でもゲームがスポーツの内に入ることになるかもしれません。
まとめ
考えられる可能性を大雑把にまとめてみましたが、ここからわかることは、茨城国体でeスポーツの大会が開催されることは、日本のeスポーツ界に影響を与えるというよりもむしろ、日本の一般社会に与える影響の方が大きいということです。
この話は全て可能性の話ですが、もし本当に上記のようになったなら、日本のeスポーツ界はさらに盛り上がりを見せることになると思います。今から茨城国体が楽しみです!
PCゲームをたしなんでいます。昔は出来ていたコントローラーのゲームが操作に慣れなくて出来なくなってる・・・みなさんに読みやすい記事をお届けしたいです!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません