『鉄拳7』シリーズファンでなくとも楽しめる3つの魅力とは
『鉄拳7』ではもっぱら女性キャラ(「リリ」「アリサ」)を使っているBBMANです。
2017年11月、格闘ゲーム『鉄拳7』に『ファイナルファンタジー15(FF15)』主人公「ノクティス」が参戦すると発表され、話題を呼びました。

FFキャラが活躍する格闘ゲームと言えば『ディシディア ファイナルファンタジー(DDFF』が有名ですが、版元が異なる『鉄拳』シリーズに登場すると聞いてビックリした記憶があります。
また2017年11月30日には、90年代初期に人気を博した格闘ゲーム『餓狼伝説』より、「ギース・ハワード」がDLCキャラとして参戦。
元が2D格ゲーキャラで今回が初の3D化にも関わらず、ダイナミックに動き回るギースを見て非常に燃えました。

共に有名ゲーム作品のキャラとあって、『鉄拳』シリーズに触れたことの無いユーザーに対しても、大きなアピールポイントとなったのではないでしょうか。
今回は、間口を広げ、格ゲーユーザーの新規参入に少なからず貢献している『鉄拳7』の魅力をご紹介していきます。
※本記事ではPS4・Xbox ONE・PCで発売された『鉄拳7(家庭用)』を取り上げます。
『鉄拳』とは
3D格闘ゲーム『鉄拳』は、1994年にナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)よりアーケードゲームとして稼働開始。
90年代は格闘ゲームブームの真っ只中。
稼働初期は当時流行していた『バーチャファイター2』の人気に埋もれ、そこまで知名度は高くありませんでした。
しかし、体の部位ごとに割り当てられた打撃ボタン、個性的な参戦キャラといった斬新な試みがユーザーの心をガシッと掴み、1996年3月29日にプレイステーション(PS)用ソフトとして発売された『鉄拳2』は100万本を超える売り上げを記録、これを境目に、「鉄拳」シリーズの知名度は日を増すごとに上昇していきます。
そして初代『鉄拳」の稼働開始から数えること23年目、PS4・Xbox ONE・PC用ソフト「鉄拳7』が発売。
進化を遂げた美麗なグラフィック、「三島 一八」と「三島 平八」の壮絶な親子喧嘩の結末、コラボキャラの参戦などで、大きな話題を呼びました。
『鉄拳』シリーズ作品一覧(家庭用)
タイトル | 発売日 |
鉄拳 | 1995年3月31日 |
鉄拳2 | 1996年3月29日 |
鉄拳3 | 1998年3月26日 |
鉄拳タッグトーナメント | 2000年3月30日 |
鉄拳4 | 2002年3月28日 |
鉄拳5 | 2005年3月31日 |
鉄拳6 | 2009年10月29日 |
鉄拳タッグトーナメント2 | 2012年9月13日 |
鉄拳7 | 2017年6月1日(PC版のみ6月2日) |
『鉄拳7』初心者に伝えたい3つの魅力とは
ここでは、従来のシリーズ作品をプレイすたことがない初心者に向けて、『鉄拳』7の魅力を3つご紹介していきます。
初心者でも簡単な操作方法
「鉄拳」シリーズ最大の特徴である「各パーツごとに割り振られた打撃ボタン」。
これは弱・中・強といったものではなく、右腕や左腕など、各ボタンがそのまま体の部位に対応している操作方法です。
筆者が初めて触れた格闘ゲーム『スーパーストリートファイターⅡ』と比べてみると、2Dと3Dという違いはありますが、感覚的に操作方法を覚えやすかったのは「鉄拳」でした。
何故なら、独学や人から伝授してもらうに関わらず、「弱パンチ」「強キック」といった表記よりも、「右パンチ」「左キック」と書かれている方が直観的に理解し易いからです。(もちろん個人差はありますが)
対戦を繰り返し操作に慣れてくると、キャラクターを文字通り手足の様に扱うことができます。
対応しやすいゲームスピード
また作品によりけりですが、『鉄拳7』は「ストリートファイター」や「ギルティギア」といった2D格闘ゲームに比べて、試合スピードがそこまで速くないのがポイントです。
※ここでの2D格闘ゲームとは、グラフィックに限らず「平面的な動きを主に要求されるゲーム」ということです。
試合スピードが2D格闘ゲームほど速くないので、流れるようなスーパーコンボや鮮やかなブロッキングをガチガチに習得せずとも、使用キャラクターの間合いの取り方や基本的なコンボを覚えれば、初心者でも短時間で戦えるレベルまで成長できます。
良い意味でクセが強すぎるキャラクター
「鉄拳」を語る上で外せないのが、「良い意味でクセが強すぎるキャラクター」の存在です。
1994年に誕生した「鉄拳」シリーズには様々なキャラクターが登場、中でも有名なのが、一度見ると忘れられない髪型でお馴染みの「三島 平八」ではないでしょうか。
その息子の「三島 一八」も中々のクセ者。
冷徹という言葉がベストマッチする人物で、実の父親である平八とは地球全土を揺るがす壮絶な死闘(親子喧嘩)を繰り広げています。
他にも『鉄拳7』には、見た目はツインテアイドルだが腹黒過ぎる「ラッキークロエ」、イタリアの由緒正しきエクソシスト集団の長「クラウディオ」、異形の生体兵器「ギガース」など、個性的なキャラクターが登場。
また、「ストリートファイター」シリーズの「豪鬼」も参戦しており、波動拳や昇竜拳といったストⅡ技をバンバン使えます。
戦うだけじゃない色々な楽しみ方
最強の座を求めて対戦に明け暮れるのはもちろん、その他にも楽しめる要素がふんだんに盛り込まれています。
例えば、対人戦やアーケードモードで手に入れたアイテムを使って、各キャラへ自由に装備させられる「カスタマイズ」。
長編・短編を含む、キャラごとに用意された笑いあり涙ありシリアスありの「ストーリー」。
CPU相手にどこまで勝ち抜けるか戦い続ける「組手」など、ユーザーの好みに合わせてオンライン・オフライン問わず遊べるのも『鉄拳7』の魅力です。
まとめ
『鉄拳7』3つの魅力を簡単にご紹介しましたが、いかがでしょうか?
今回の記事を見て、「試しに遊んでみようかな」と少しでも気になってもらえたなら、一度手にとってみてください。
「今から遊んでも遅いんじゃないか」と思っている方、今からでも十分に楽しめますよ。
80年代のレトロ機種からVRなど最新ゲームまで幅広くプレイ。ゲームの魅力を深く掘り下げ、読んだ方に余韻が残る記事執筆を目指しています。
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